「目に見えない世界って信じる?」
そう私に聞いた彼はタイの人でした。
最初はまさか、この出逢いが私の人生を大きく変えることになるとは!結婚してタイに住むことになるとは思いもよりませんでした!
当時の私は37歳。
昔の人で言うなら行き遅れの状態w
そもそも、若いころから自分が結婚に向いているとは到底思えず、結婚とは無縁の人生を歩んできました。(負け惜しみじゃないわよw)
「どうせ結婚しないならこの人生は修行に費やそう!」
と本気で解脱の修行をする日々、
そんな時、とある旅先で出逢ったのです。
お互いに信じあえる、魂を高めあえる人、それが彼。
「理屈抜きでこの人!」って思いました。
雷に打たれるなんて表現する人がいますが、まさにソレ。
本能が、魂が、私の全身全霊が「この人だ!」って言っていました。
私ですね、こんな仕事していて、こんなこと言うのもなんですけど
この時やっと初めて「神様はいるんだ」って思えたんです。
それまでの人生では、本気で神様を信じていなかったことを知りました。
いえ、神様を信じる気持ちを知らなかったことを知りました。
そんな私が、本当に自然に、心の奥底から
「神様ありがとうございます!!」と
何度も何度も本当に何度も、神様に彼と巡り合わせてくれたことにお礼を言っていたんです。
そして何の雑念もなく、あっと言う間に結婚を決めてタイに嫁ぎました。
後から知ったのですが、彼もタイのお寺で修行をした直後でした。
後々、彼に「なんで私と付き合うことを決めたの?」って聞いたら
「自分でも分からないんだけれど、神様にお祈りをして次に何起こるか待っていたら、突然君が僕の人生に飛び込んで来た」って言ったんです。
私たちはお互いがお互いを探していたんですね。
そうして私と彼が出逢って、一緒になれて。
その中で私は決心したことがあるんです。
それは、
「この気持ちを絶対に忘れない」こと。
「神様に感謝して生きる」こと。
日々に生活の中で忙しくなって、卑屈な気持ちになったり、感謝できなくなったら、何度でもその時の感覚を思い出すこと。
そして神様に護られていることを思い出し、
神様に感謝し、家族に感謝し、関わる全ての人に感謝してこれから生きていきます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と感謝を込めて
長谷川陽子