波長が合わない人

波長が合わない人っているものです。

全ての人は自分の信念体系に基づいて生きているので、自分軸と遠い人や逆を向いている人は反発するものを感じたりするかもしれません。

そもそもこの物質次元は陰陽極性が働いています。

陰陽極性とは「太陽と月」「男と女」「右と左」「良し悪し」「頭と足」などなど相反するものが存在するのが当たり前で、この世に陰陽極性の影響を受けていないものはありません。

ですから、人によっては磁石のように反発し合うものも惹かれあうものもあるわけです。

人間の意識もこの陰陽極性の影響を受けていますから、例えば「高圧的な男性に出会うと頭の中が真っ白になってしまい上手く振る舞えない」とか「自分に関係なくてもヒステリックな女性がいるとそれだけで不愉快な気持ちになってその場から立ち去りたくなる」などは幼少時代などのトラウマが原因だったりして、個人の信念体系に影響を与えます。

ここで、大切なことが陰陽極性は実は二極じゃないと知ることなんです。

この世はニ極ではなくて三極で出来ているのです。

ほとんどの人は陰陽ニ極極性で生きていますから、白黒どちらかしかなくて、自分の思考や信念体系から抜け出せなくて苦しみますが、三極の中で生きることができれば、心はとても穏やかに自由でいられます。

ではもう一つの極とは何か？

それは中庸と言われるものです。

この言葉は仏教用語で、

お釈迦様が見つけられた究極の状態を表すものなのです。

中庸とは、陰でも陽でもないその真ん中をいくという意味で、選ばないという姿勢のことを言います。

白にも黒にも巻き込まれない客観の立場を取ることで、何にも巻き込まれずに自由でいられるのです。

中庸は選べないという優柔不断さとは異なり、自分で選ばないという選択をすることで成立します。

この中庸の道は白黒ニ極の物質次元から抜けて超次元にアクセスするためのポータルでもあるのです。

あなたが生きたい道はどこですか？