私は人生で本当に後悔していることがあって

 

それは大切な人とちゃんと繋がり続けなかったことです。

 

高校の時に仲良くなりました。

 

本当に本当に心から大好きな姐さん。

 

映画好きな私たちは、毎週のように一緒に映画館に映画を観に行きました。

 

何故か「フランスの映画評論家は一番前で観るんだ!」という不思議な姐さんの持論に説き伏せられて、映画はいつも最前列で観ていました。(字幕読みにくいし、全体像も見えにくい!)

 

2人で映画評論家気取りで1日に3本映画をはしごして観たり、

 

オーストラリアのワーホリも一緒に行きました。

 

そのあとの東南アジアでのバックパッカーも一緒に行きました。

 

この姐さんがまた霊感が強い人で、おもろすぎる逸話が満載なわけです。

 

一番面白かった逸話はどれと選べないくらいあるのですが、

 

強烈だった一つとしては、

 

二人でバンコクから深夜の長距離バスに乗って、チェンマイに向かうバスの車中でのこと。

 

深夜バスが突然故障して修理のためにバスが路上で停まっている時に

 

(つーかさ、怖い話はじめると停電するこのウチってどーいうこと?こわっっっwww)

 

姐さんがやたら後ろを振り返ってるんです。

 

呑気な私は「トイレでも行きたいのかなー」くらいしか思ってなくて

 

やっとバスが動き出したときに、とうとうオシッコが我慢できないような焦ったような動きをし出したので「トイレ行きたいの?」と聞くと

 

姐さんは「はやくーーーー!!!」と人目も憚らず低い雄叫びをあげるので、何事かと問いただすと

 

軍人さん(の亡霊)がメッチャ追っかけてきてるというわけです!!!

 

しかも一個小隊で!!!

 

ほら、私見えないからさ。

 

見えない分はそこまで深刻に怖くはないわけですよ。

 

けれどそれでもやっぱり怖いもんは怖いじゃんwww

 

運転手さーん!!急いでーーー!!!ですよw

 

こんな逸話が満載の姐さん。

 

メチャメチャ美人で、けれど中身はめちゃオタクで、トヨタのシステムエンジニアの人に嫁いで、

 

その頃の私はイギリスに留学したりしてて、まだ自分を探している最中だったので、相手にちゃんと矢印が向いていなかったんですよね。(あと旦那さんに嫉妬してた!)

 

それでバタバタと目まぐるしく人生が変わる中で姐さんとの連絡が途絶えてしまい、どんなに探しても見つけられなくなってしまいました。(共通の友達に聞いても誰も連絡先を知らないんです(泣))

 

結婚式直前に婚前ダイビングに誘う社会性のなさも笑って許してくれた姉さん!!(松崎しげるに憧れていた私は花嫁が日焼けしていてはいけないって知らなかったんです!)

 

死ぬまでに繋がりなおしたい人です。 

 

姐さーーーん!!!

 

結婚後の名前は泉奈緒美です!(晒したw)

 

誰か知ってたら教えてくださいw

 

姐さんだけじゃなくて、若いときに育ててもらった人たくさんいます。

 

自分では全然気づかないレベルで人に沢山迷惑かけて育ててもらっています。

 

自分のことでいっぱいいっぱいって怖いですよね。

 

本当に大切なことがわからなくなる。

 

こんなに悲しいことはないです。

 

気づいたときにはあとの祭り。

 

ちゃんとそのときに気づける人間になりたいです。

 

そして今目の前にいる人たちとの出逢い、つながりを大切に生きていこうって思いました。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

愛と光をこめて

 

長谷川陽子