皆様こんにちは！今回は私たち「セイクリッドハートヨガ」の名前に由来となっている「ハートの聖なる空間」についてです。
「セイクリッドハート」は直訳すると「聖なる心」「聖心」という風に訳されますが、ここで私が言う「セイクリッドハート」は厳密には「セイクリッドハートスペース」つまり「聖なるハートの空間」のことなのです。
この言葉はヴェーダの聖典「ウパニシャッド」に書かれる「ハートの聖なる空間」に由来します。
ハートの聖なる空間は、今この時にあらゆることが可能となる「時間軸を超越した意識の次元」です。
またユダヤ教の律法書「トーラ」では「心臓の秘密の小部屋」と呼ばれていて、そのほかの世界中の古代伝承でもこのハートに秘められた特別な場所に関して伝えられているようです。
ハートの聖なる空間は文字通り心臓の中にある空間で、それは霊性の進化・向上において本来すべての人間が意識するべき場所です。
ヨガの教えには「一は全をあらわし、全は一をあらわす」という言葉がありますが、ウパニシャッドでは更にここから「ハートの聖なる空間」に言及して、ハートの聖なる空間の中には小宇宙が存在し、外なる空間は全てハートの聖なる空間の中に内包されていると伝えています。
私のヨガの師であるシュリ・ダーマ・ミットラーもいにしえの教えに則り、このハートの聖なる空間に関して「胸の真ん中にある親指くらいの大きさの空間で世界を創造するよう」に生徒たちに伝えています。ダーマの教えるヨガは私たちと世界を愛でつなぎ、このヨガを行うことでハートが震え、胸の奥深いところで愛が育つのを感じさせてくれます。
また瞑想家のドランヴァロ・メルキゼデクは高次元意識とつながり「ハートの聖なる空間」について習い、またそのアクセス方法について習いました。 「ハートの聖なる空間」は私たちが創造主と密接なつながりもち、高次元についての理解を深めるために重要であると伝えています。
ハートの聖なる空間に生きるとは、あなたの魂に従って本質的に生きるということです。
二極性を生むマインドの世界は善し悪しが生じますが、二極性の世界で肉体を持ちながら二極性を超越したハートの世界に生きることが出来るのです。 その領域には愛しかありません。
そして本質的な愛とは物質次元に生きる人間に理解できるものではありません。
私たちの世界にはまだ憎悪、妬みなどの感情が存在し、それらが差別や足の引っ張り合いを生み、自他を分離させ、ひいては戦争を起こしています。 これらのネガティビティは人類の無知からくるものです。
私たちの地球は太陽系ごとに次元の上昇と下降を繰り返しています。
私たちの地球は次元の上昇にあるのに、まだ目覚められない人が地球には沢山いるのです。
ここで私たちに大切なことはまずは識ること。
無条件の愛とは？本質的な愛とは？魂に生きるとは？ それを頭での理解ではなくて、感覚的に教えてくれるのが「ハートの聖なる空間」です。
セイクリッドハートヨガは、ハートの聖なる空間に入るためのヨガです。
ヨガや様々なワークを通して、古代の智慧につながり、自己の魂に目覚めるお手伝いをさせて頂いています。
この世界の美しさを美しいと心から感じながら生きるために
是非いらしてください。
※Sacred Heart Yoga(セイクリッドハートヨガ）の名前はドランヴァロ・メルキゼデクの親しい友人でありドランヴァロの著書「Living in the Heart（ハートの聖なる空間へ）」の翻訳を担当された、尊敬する鈴木真佐子さんに命名していただきました。
いつも慈愛に満ちた素晴らしいインスピレーションをくださる真佐子さんにこの場をお借りして感謝いたします
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ハートの聖なる空間より愛と光を込めて
長谷川陽子