アニマルセラピーの中でも優れた効果を示すドルフィンセラピーをご存じですか?

アニマルセラピーとは「動物から受け取る癒し」のことで、古代ローマ時代から用いられていた療法です。

アニマルセラピーで有名なのは、犬、馬、イルカと、人間に対して友好的な動物から得られる効果がとても高いことが実証されていますが、その中でも群を抜いて高い効果が得られるのがイルカのセラピーと言われています。

以下は、青山学院大学の古荘さんという方の研究結果です。

 

古荘さんは広汎性発達障害のお子さんを持つ家族を対象として、37組の家族を集めて3泊4日のドルフィンキャンプを行いました。

6歳以上の子供たちが足の立つ深さのプールにイルカと共に入り、はじめは挨拶や餌やりからはじめてコミュニケーションを取りました。

やがて子供たちが慣れてきたら、ボールや輪を使ってイルカと遊んだり、一緒に泳いだりしました。
 

広汎性発達障害というと、「コミュニケーションが取りにくいこと」や「こだわりの極端な強さ」などがあげられますが、

イルカとのコミュニケーションにより、子供たち一人一人様々な変化が現れたそうです。
 

まず、キャンプ前と比較してお母さんの呼びかけに返事をする子供が57%増加したり、(視線、行動、発語、スキンシップの全てが改善した子供はほぼいなかったにしても、)各段にコミュニケーション能力が向上していることが分かりました。

 

お母さんが呼びかけても一切聞こえていないかのようにしたり、何かを言っても理解したかどうか分からないのは親としても不安なものですが、子供がコミュニケーションを取ろうと外界に意識を向け始めたことは親としてとてもポイントが高いことと思います。

 

ドルフィンキャンプの存在を知らない臨床心理士3名に、ドルフィンキャンプ前後の子供たちの遊んでいる動画をランダムに観せて判定しもらったら、臨床心理士が選んだ動画は全てキャンプ後のもので、そこからも分かるように、キャンプ後の方が子供の状況が好転しているとわかりました。

また、その後の生活の中でも、朝学校で挨拶が出来るようになったり、指示がよく通るようになったり、嬉しそうな表情が沢山見られるようになったそうで、キャンプ後全ての参加者から高評価が得られたそうです。

それに加えてキャンプを通して親の状態もとても良くなるということが起きました。

 

普段、家庭の中で慣れない子育てで不安を抱えているお母さんが、専門家や同じ心配を抱えている家族と共に時間を過ごせることも、イルカという陽の存在を通して皆が集まり、子供がその存在に触れて好転していく様も、全てが家庭にとって素晴らしい体験になることがうかがえます。

心療の専門家の見解としては、イルカの高い知性と人間に対しての友好的な行動が関係していると見られ、人懐っこくて好奇心旺盛なイルカが子供たちに近づいてきて交流を持とうとする姿が結果を生んでいると見られているようです。

 

参考文献

日本精神神経学会総会シンポジウム論文「広汎性発達障害とイルカ介在療法」

https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1120060576.pdf

子供たちの動物への嗜好も関係するかもしれないし、一概には言えない部分もありますが、このようにしてドルフィンヒーリングは新しい医療として活躍する可能性を多いに秘めています。

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ところで、最近のオックスフォード大学の研究によると、長い年月をかけて最も脳が発達した哺乳類は「猿→馬→イルカ→犬」の順とされています。

この結果からも脳の発達と知性は必ずしも比例するものではないということが言えると思います。

古来から体の大きな動物は知性が高いとされ、殺したり食べたりしてはいけないとも言われています。

仏教でもこの考えを持ち、タイでは仏教の教えから象は食べてはいけないと言っています。

また、なまずは食べますが、人間の大きさを超える巨大なまずは長く生きて知性を有しているから食べてはいけないと言われています。

インド神話では動物が長く生きると、知性を有して神になると言われています。

偉大な知性を持つ、鹿の王、猿の王、魚の王などの神話を聞くと食べないほうがいいなと感じますが、

余談ではありますが、中国では長生きのために動物の心臓を食べたり、滋養強壮のために睾丸を食べたりする考え方がありますね。

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脱線してしまいましたが、

イルカやクジラは高次元からやってきた波動の高い生き物ということはあまりにも有名です。

 

物質界では科学的に理由をつけないと効果の証明が出来ませんが、

 

感覚的にモノを選べる直感力をちゃんと使えば、イルカの素晴らしさは人に言われるまでもないことなのが明白です。

 

冒頭では発達障害とイルカの話に触れましたが、そもそも発達障害というのは他の人間と比べて外側へのコミュニケーションツールが発達していないことを言うと思います。

 

内側には素晴らしい感性が備わっていて、外側と内側のアンバランスさが便宜上障害と呼ばれているだけで、障害と言う言葉に引っ掛かることはナンセンスです。

 

大人になってみて、「私ってコミュニケーション能力低いなぁ」って感じることってありませんか?

 

宇宙人同士がコミュニケーションを取っている状態なのだから、誰でも大変なのは当たり前です。

 

コミュニケーションが取れないと地球で生活出来ないから本当に便宜上必要なだけで、

 

それが出来ないからって優越をつける必要はありません。

 

けれどそれが出来るのが当たり前とされている世の中だから、たまに疲れてしまいますよね。

 

と、いうことでそんな私たちを癒して自由に開放してくれるのがイルカの楽観的で無邪気な愛です。

 

かくいう私も、タイに住んでいながらにして話すどころか読み書きも出来ませんw

 

イルカの楽天さをもって生きておりますw

 

宜しかったら、イルカの波動が込められたクリスタルボウルヒーリング聴いてみてくださいねイルカ

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

愛と光を込めて

 

長谷川陽子