皆様、チェンマイ・ヨガスタジオ建築クラウドファンディングへのご支援・応援ありがとうございます!!

 

今日は、私たちのヨガスタジオを実際に建築する建築家さんのお話です。

 

その方のお名前はDecha Tiengkateさんとおっしゃいます。

 

今回はDechaさんとの出逢いについて、またどんな方なのかについてお話しします^_^


そもそもの始まりは、息子の通うグリーンスクールの建築が言葉では言い表せないくらい美しくて、最初に学校を訪れた瞬間に私はハートを鷲掴みにされたことからでした。



PANYADENの周りは果樹園や畑や山に囲まれており、この学校を建てた建築家さんは、デザインに自然な丸い形を取り込んで、なめらかなフォルムを創り出し、屋根の一つ一つが山の丘陵と同化するように設計しました。

 


そして、全ての建材は天然素材のものを使用しています。

 

校舎は粘土、泥、砂、もみ殻、漆喰を混ぜた耐久壁で天然素材を用いていながら頑丈に出来ています。


多くのグリーンスクールが天然素材を用いて学校を作りたいと思うのですが、耐久性の問題が立ちはだかりなかなか思うようにいかないのが現状のようです。


panyadenはタイの伝統技術と近代建築技術を用いて完全天然素材で耐久性のある建物を作ることに成功しました。

 


この学校は近代デザイン哲学を用いて、東南アジアでありながら、エアコンを必要としない設計で、現代で問題視されている二酸化炭素排出量を最大90%カットすることに成功したことが国際的に評価され、国際環境建築賞を受賞したりもしています。

 

またPANYADENの教えは、仏教の概念と現代のカリキュラムをあわせていて、仏教の儀式、祈り、生き方や感情の育て方を子供たちに教えてくれています。

 


自然や環境のことを子供たちに伝えるために、実際に体感することを目的とされたパビリオン、それがPANYADENです。

 

私は学校を見学に行った瞬間にPANYADENに一目ぼれしました。

 

この竹のゲートを抜けるとpanyadenが現れます。この時点ですでにウットリ✨


レック(旦那さん)もpanyadenを気に入りました。「どんなにレベルの高い学校に行っても心が豊かじゃないと意味がない」と彼は考えているので、私たちは息子をPANYADENに通わせることを決めました。

 

PANYADENに朝送って行くだけで、建物を見るだけで、その周辺の環境の中にひと時身を置くだけであっという間に心が穏やかになり、ハートが開くのが分かります。

 



「自然界には曲線だけで直線はない」と言われていますが、

 

曲線を描く丸いフォルムは、私たちの右脳を活性化して、感受性を豊かにしてくれます。

 

そして天然素材の建物は私たちのエネルギーを自然界に調和させてくれ、

 

ささくれだった心が穏やかになり、思考がクリアになり、慈愛の心が根ざしやすくなります。

 

(木箱で育てたネズミとコンクリートで育てたネズミでは、木箱で育てたねずみは思いやりや優しさが見られ、コンクリートで育てたネズミには狂暴性が見られたという有名な実験があります)

 

皆さんがチェンマイにリトリートに来て下さった時に、なるべく瞑想に集中しやすい、精神修行を行いやすい環境をつくりたいと思いました。

 

ただ私に会いに来るだけでなく、建物にも意味が出たら。

 

私のもとで行う修行をどうせ行うなら、せっかく行うなら。

 

PANYADENとまではいかずとも、同じような感覚が得られる施設が作れたら素晴らしいなと考えておりました。

 

・・・


MINTさんとの出逢い

そんなある日、長男が通う日本語補習校の同級生のパパさんと何気なく立ち話をしていて

 

そんなことを口に出してみましたら「紹介しようか?」とおっしゃるのです。

 

「え、誰を?」と私。「友達の建築士」とパパ友さん。

 

突然転がり込んできた話に目をパチクリさせた私でしたが、

 

パパさんのお友達で、PANYADENみたいな天然素材の建築家さんがいらっしゃると。

 

PANYADEN自体が奇抜な建物なので、そんな建築家さんが他にもいるってのは意外なことでしたが、とりあえず紹介して頂いてみたのです。

 

その方は、若手の建築家さんでミントさんとおっしゃいました。

 

ミントさんはチェンマイ郊外のDIN CAFEのオーナーさんでした。

 



DIN CAFE知ってる!!!PANYADENとは少しスタイルが違うけれど、

 

これまた天然素材で出来たメチャ素敵な私が大好きなカフェです。

 


それでミントさんにコンタクトを取ると、MINTさんが早速ウチに下見に来てくださいました。

 

MINTさんは年配のおじ様と二人でやってきました。


MINTさんもおじ様もとてもいい人で、すぐに大好きになりました。

 

家を建てるときに、タイの建築家さんって過去に何人か会って、複雑な心境になる体験をしているのです。


例えば、私が日本人という理由で家の門に赤い鳥居を建てるデザインをされたりw


外壁に大きく「yoga」って描くデザインをされたりw

 

相手にこちらの意図を伝えるって本当に難しいことですね。


そんなビジネスライクな人が多い中、彼らはとってもスピリチュアルだったのです。

 

私がお出しした麦茶を一口飲んでハッとして「ホーン(香ばしい)」っておっしゃって

 

お二人で顔を見合わせて笑ったり、敷地内を散策している時の自然を愛でる様など

 

本当に素敵な方々で、この方たちに是非ともお願いしたいという気持ちがとても強くなりました。

 

話長くなりましたが、

 

最初私はおじ様のことを「現場監督とかそういう人かなぁ?」くらいにってポヤーンと考えていたのですが

 

そのおじ様は実はMINTさんの義父様だったのです。(ちゃんと紹介してくれないから全然わかっていなかった)

 

MINTさんが建築家っていう風に紹介されていたので、

 

「ん?じゃ義父様はどういう・・・」って頭にハテナが飛びまくっていたのですが、

 

要は、義父様が竹建築の超プロフェッショナルな方で、MINTさんは義父様の生徒だったのです。

 

おお!!なるほど!となりました。

 

MINTさんは先生の娘さんと結婚したわけですね。それはめでたい。後継者がMINTさんみたいな好青年なら安心でしょう。

 

それで今回クラファンのプロジェクトを開始するにあたって、

 

最初はクラファンサイトを通してプロジェクトを行う予定だったのですが、

 

クラファンサイトから「そんな竹建築なんて安全じゃないに決まってる」みたいな感じで突っぱねられたんですね。

 

けど日本と違って建築法とか建築基準とかどうなってるのか分からないし、そもそもMINTさんになんて質問すればいいのか困りました。

 

それで、「今回の建築プロジェクトをPRするのに日本の皆さんがイメージしやすくなるような過去の実績はありますか?」と

 

お訊ねしたわけです。

 

そしたら、出てくるわ出てくるわ・・・・ちょちょっとまてぇぇぇぇぇ!!!

 

っていう驚くべき過去の実績が出てきたのです。

 

次回!デチャ先生の驚きの経歴について!!!

 

乞うご期待爆  笑

 

クラウドファンディングへのご支援よろしくお願いいたしますドキドキドキドキドキドキ

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございましたキラキラ

 

愛と光をたっぷりこめて宝石赤

 

長谷川陽子