今日はゲーンソムを作りました。


このゲーンソムの材料の「フィンガールーツ」という根菜がとても身体に良いらしく、(免疫、抵抗力を高めることでだと思うのですが)コロナ防止に大変有効ということでタイの保健省でオススメされています。



因みにこのフィンガールーツのスープには「ゲーンリアン」と「ゲーンソム」があります。


ざっくり言うと、ゲーンリアンを酸っぱくしたのがゲーンソム。


大きく分けると、酸っぱいかどうかの違いです。


特にゲーンリアンは、ガンや高血圧にも効くと言われていて、タイの健康的なスープのランキングトップ3に常に入ってるとのこと。


多分、このフィンガールーツが相当身体に良いんだと思います。


フィンガールーツのタブレットも売ってます。


妊娠してる時も、授乳中も、とにかくゲーンリアンを勧められました。


ということで今日は酸っぱい方、ゲーンソムです。


フィンガールーツをクロックで潰します。

とってもいい匂いがします。


エビを茹でます。


三分の一はクロックで潰して出汁にして、残りはスープの具にします。


紫玉ねぎも潰します。アメジストみたい。


タイではこのクロックが大活躍。

生姜やニンニクなどもすりおろさずに潰すことで、汁が出るし、香りもよくなります。


ゲーンソムの素となるペーストを煮立てて、潰したフィンガールーツ、紫玉ねぎ、海老を入れて一煮立ち。


左はカピという名前のオキアミペースト。

右はパームシュガー。

交互に入れて少しずつ深みをつけていきます。


ナンプラーで味を整えます。


タイの人はナンプラーを大量に使います。

日本でも煮物などには醤油を沢山使いますが、炒め物にもスープにもナンプラーを沢山使うので、ウチでは減塩。

他の調味料も味が濃いので、減塩でも全く損傷無しです。


仕上げのマナオ。

マナオはタイ語で「レモン」です。

タイではライムをレモンと言い、レモンはあんまり売ってません。

最初混乱しましたが、ライムって香りがいいですよね^_^

タイ料理って香りを大事にするゆえに、レモンじゃなくてライムが発展したんだと思います。


お好みの野菜を入れて出来上がり✨


カピ(オキアミペースト)が日本の味噌汁に近い味わいを醸し出し美味です✨


タイ人の旦那さんも私も大好きな一品な上に、身体にもいいのでウチではヘビロテしています^_^


日本のタイ料理屋さんでは見たことないけれど、コロナにも効くと言いますから、出したら流行るんじゃないですかね^_^


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて


長谷川陽子