息子はタイ、チェンマイにあるインターナショナルスクールPANYADENに通っています。


グリーンスクールとして有名なPANYADENは、学校の施設も素晴らしいのですが、今日はその素敵なカリキュラムの話をしたいと思います。


長男大悟は現在7歳でYEAR3です。

(日本では小学2年生)


PANYADENの学科科目は


・英語

・タイ語

・算数

・音楽

・体育

・パフォーミングアート

・インテグレーテッド


など。

(わたしが把握していないだけで、他にもあるかも)


全教科で同じトピックを扱うので、


生徒たちは1学期かけて、一つのトピックについて色んな視点から学びます。


例えば、前々期のお題は『オリンピックについて』でした。


英語のクラスでは、オリンピックの歴史や競技の種類を英語で習い、競技種目や開催国のスペルを英語で学んでいました。


タイ語のクラスでは、オリンピック開催国の日本について学び、またオリンピック参加国の国旗やどこの国がなんの競技に長けているかなどを学んでいました。

日本のシェイプに都道府県別に色んな色の粘土を貼り付けて立体的な日本の地図も作ってくれました。(息子を手伝ってて、湖や県境や離島などやたら細部にこだわりたくなる親w)


そしてインテグレーテッドでは、自分で想像したオリンピックスタジアムの設計をしていました。

トイレや選手の宿舎、移動手段などもちゃんと組み込むように指示されて、ファンタジーなものというより、現実的なものを設計させるのが面白いなと思いました。


その他の教科でも、美術ではオリンピック五輪を模したアートを描き、音楽でもオリンピックで使われていた曲を紹介したり、体育でもミニオリンピックが開催されたりと、全ての競技がオリンピックに絡んでいるので、子供たちは自然にオリンピックに興味を持ち、家庭でも子供たちと共通の話が持てましたし、一緒にオリンピック観戦をして盛り上がれました。

大悟はウサインボルトの大ファンになりました^_^



前期のお題は『チョコレートについて』。



子供たちはカカオの歴史やプランテーションについても学び、カカオと砂糖の配分量や糖分取りすぎで起こる病気についても学びました。

(大悟はもう砂糖は食べないと豪語w)


チャーリーとチョコレート工場の本を英語で完読し、


実際に自分たちでチョコレートを作って食べました。



こんな風に学期をとても満喫していました。



さて今期は『古代エジプトの神々について』。



トピックのチョイスが面白いですよねw


大悟は毎日学校から帰って来ると、エジプト神話の話をしてくれます。


ちょっとヒップホッパー風に韻を踏みながら

「お母さん、太陽神ラーはクラスで人気(yeah

)、戦争神セトは悪いやつ(nono)」なんて言ってきますw


子供目線だから勧進帳が好きで、好き嫌いがハッキリしているのも面白いです。


大悟「お母さん、エジプトの神は2000人以上(yeah)。」


わたし「日本の神はやおよろずで、八百万(yeah)。」


大悟「え!まじで!」


わたし「お米粒一つ一つに神がいる。トイレの中にも神がいる。(yeah)」w。


学校で日本の神話もやってくれないかなw


天皇は世界に現存する唯一の神の子孫yeah。


そういえばエジプトの素晴らしい本を持っているので、貸してあげよう。



私エジプト2回行ったことあります。 

いつか息子と行けたらそんなに楽しいことってないなー。

イギリスも行って大英博物館のエジプトの遺跡も一緒に見たい。



こんな風にPANYADENは子供に上手に興味を持たせながら、学ばせてくれます。


日本の中だけじゃなく、世界のことを広く教えてくれるのもいいです。


わたしもPANYADENで学びたい。



(↑PANYADENの幼稚園に通う次男チサト)


親が羨ましくなる学校です。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて


長谷川陽子