ワクチン打つか打たないか


考えないで済む、人里離れた田舎にビバークしております。


これが人口密度の高い場所に住んでいて、


周りに感染者がいたりしたら、選択は変わるかもしれません。


(住宅密集地の旧市街に住んでいる時は、隣の家のおばちゃんがずっと咳をしていて気になったりしていました)


日本に住んでいる私の生徒さん達はワクチン接種していない人が多く、周囲の同調圧力を感じていると耳にします。


タイの現状としましては、


新型コロナへの効力がない中国製が沢山流出しているため「それ意味ないじゃんw」ってなって、未だ約30%の人のみが接種を済ませている状況です。


タイ国民は西洋医学推進派が多く、


ワクチンに肯定的です。


それなのに何故


日本は接種率60%を超えているのに、


タイのワクチン接種率は低いのか?


それは、政府が中国製のワクチンを大量に購入し続けて「それ新型コロナウィルスに効かないじゃん!」ってことで誰も打ちたがらないからです。


タイは現在、軍事政権下にあり、


ワクチンの配布がされないのに、


米軍装甲車両120台買ったり

(2台買うと1台無料でついてくるらしいよw)


中国製の潜水艦2艦買ったりしてる

(中国製のワクチン大量購入したら潜水艦ディスカウント特典とかあったんですかね?)


とにかくそんな感じで、「戦争でもおっ始める気か?」「ウキウキで戦闘機買いまくって小学生の子供か!」と、タイ国民は激おこメラメラ


バンコクではロックダウン中にも関わらず


反政府デモが起こり、火炎瓶が投げられたりして逮捕者も出たりしています。


(バックパッカーをしていた20代の頃、カオサンロードで観光客相手にお土産物を売る屋台のお兄ちゃん達と仲良くなって、一緒に飲み歩いていましたが、経済が悪くなるとモロに打撃を喰らうのが低所得者である彼らなので、反政府デモに参加した時に火炎瓶を投げたことがあるって話していました。「火炎瓶投げるとか穏やかじゃないなー!」って感じがしますが、彼らからするとお祭り騒ぎのような感じでした。東南アジアー)


兎に角、


そんな感じで国内でワチャワチャしてて、ワクチン接種率は遅々として上がらずかたつむり


ではありますが、ファイザーはすでに配布が始まっていますし、モデルナも11月配布開始で、予約が始まっていますし、ここから接種率はグンッと上がると思います。


なんせワクチン肯定派のタイですし。


ところでワクチン肯定派で接種済みの人は何故か「俺もう3回も打ったぜ」と自慢気です。

(なんで自慢気なのか分かりません)


日本でも接種者と非接種者でレストランの席を分けるという考えがあるようですが、タイでは接種者はレストランで食事ができて、非接種者は持ち帰りのみになるとか、そういう着想があるようです。


なんだか、SFの世界みたい。。。とも思うし、


ナチスがユダヤ人を識別するために胸に黄色い星を付けさせたアレを思い出してしまうー。。。


ワクチン肯定派はワクチン接種が正しいと信じて疑わず同調圧力をかけ(てくる人もい)ますが、


ワクチン懐疑派は基本沈黙。


ワクチン肯定派からすると「なんでそこまで頑なに?」って、不思議な生き物に見えるのかもしれません。


タイで出産する時に、タイの家族に「家に産婆さんを呼んで獣のように自力で産みたい」と言ったら、目をむかれて「お金があるのにどうしてわざわざ⁇」って病院で産むように懇願されました。


タイでは自宅出産は現金を持たず生きる山岳民族しか行わないそうで、理解できない生き物のように扱われたのを覚えていますが、その時の感じに似ていますw


価値観の違いって不思議ですね。


ということで、


タイ政府はワクチン肯定派の皆さんの不満がおさまるように、対応してくれるといいなと思います。

 

薬も出来てきたし、このままスーーッと終息してくれるといいなー。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて


長谷川陽子