ランダムに選ばれて
芸術家の有名な先生に習うという企画。
約10人選ばれた中に私がいるという夢を見ました。
夢なので細かい設定は曖昧なのですが、
毎回与えられたお題にあった作品を作って提出して、先生に講評してもらうというものでした。
参加者は完全なる素人の集まりなので、
ノウハウを持たずに自由に表現をします。
その中で、いつも最低点の女の子は
自分が大好きな黒人シンガーを模造し続けていて、独創性のなさを指摘されていました。
その中で、いつも最高点の二人がいました。
確かに二人の作品はいいと思うけれど、
最低点のこの作品だって別に悪くないし、
他の人の作品だって悪くない中で
どうしてこの二人はいつも最高点なんだろう?
ってそんな考察を夢の中でしていました。
最高点の二人は
一人は男性で柔軟性のある頭の良い人、
もう一人は女性で少し神経質だけれどやはり頭の良い人、
頭が良いってどういう意味かというと、いわゆる優等生なんです。
それじゃ今ここで私がいうところの優等生ってどういう人かと言いますと
「相手の求めていることを理解して、相手の求めることを返せる人」
を指しています。
「相手が求めることが理解できる」って、思考の先回りですよね。
頭が良くないとできません。
話は変わるのですが、
絵には構図があります。
構図とは、人間が見た時に気持ちの良か感じるように計算されたモノや、遠近法などを立体的に用いることでより写実的に世界を描くこと。
みたいに私は理解しておりますが、
コレって習ってなきゃ知らないじゃないですか。
例えば、絵を見る時、
人は無意識に左下から目を時計回りに回して右下におさまるということをするそうなんです。
なので、被写体を絵の右端におさめると、最後に被写体に視線が行くのでドラマチックさを演出できる、とかね。
私はそれらをニコンのフォト講座で習いました(コレは現実)
そういう「基本の構図を知ってれば、誰でも上手に写真が撮れるよ」みたいな講座だったのですが、
確かに基本の構図通りに撮れば、そこそこ形にすることはできるんだけれど、いわゆる型にハマりすぎるんです。
そんなこと何も知らない素人でも素晴らしい写真って撮れるじゃないですか。
要は1番大切なことは感動。
人の心が動くことだと私は思います。
例えば、自然界の植物たちは構図なんて何も知らないけれど、それを知っているかの如く神の法則に則って、美しく世界を彩り、私たちに感動を与えてくれます。
頭が「思考」に行っている時は人為が生じますから、自然界の感動を作り出すのは難しいです。
夢の話に戻りますが、
優秀者の二人は、そういう基本的な情報を持っていたわけです。
男性の方は、その情報を持った上で心が開かれた人でした。
女性の方は、その情報を持った上で心が閉じた人でした。
全ての人が、平等にチャンスを持っています。
足を引っ張ることや、他者私より優位に立とうと考えると
自分に負けます。
感覚的にだけ生きても、他者を理解しようとしなければ、自分が理解されることもないので苦しいです。
また他者の意見にだけ合わせていても自分がないので無機質なロボットのような存在になっていきます。
基本の情報を持ちつつ、
他者を理解しながら、自己を表現する
バランス感覚。
つまりは全ての調和です。
開かれた心で。
これらの感覚を持ちながら、開くと突然つながります。
なんだか真理の扉のハナシに相通ずる話です。
ものすごく思考が働く夢でした^_^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子