魔法学校とヨガ・ティーチャーズトレーニングの生徒達には、

 

言葉の制御を学んでもらっています。

 

実際、何をやっているのかと言えば、受講期間中「ヤバイ」と言う言葉を禁止しています。

 

禁止っていうと強い言葉に感じるかもしれませんが、

 

子供の時に、夏で暑くてあついあつい言ってたら、「あついって言ったら100円ね」っていうゲーム友達としませんでしたか?

 

なんか、そんなノリです^^

 

別に深刻に考える必要はないけれど、ゲーム感覚でやってみましょうってことをやっています。

 

考えてみると、悪い言葉を無意識で日常的に使っています。

 

例えば、突然英語の話ですけど

 

スラングにWicked!と言う言葉がありますが、これは「超クールだね!」みたいな意味で使われます。

 

Wickedの本来の意味は「魔女」とか「邪悪」という意味なんです。

 

中性ヨーロッパでは「魔女」はその言葉を言うだけでも運が悪くなる、回避すべき、忌み嫌われた言葉でした。

 

ハリーポッターの「名前を言ってはいけないあの人」のようにですね。

 

・・・

 

けれど現代では悪い言葉を使うことがクールみたいな反転言葉が使われていますね。

 

これなんでだろうね?って思うかもしれませんが、タフガイの影響です。

 

タフガイは精神的にも肉体的にも屈強!なのでそんな言葉なんかにビビらないぜ!ってのが最初にあって

 

そこから男性はタフガイであるべきという古来の思想があり、

 

そこにきて女性も男性と対等になろうとするウーマンリブがきて女もカッコよくなってきたので、

 

現代社会に「悪い言葉はかっこいい」っていう感覚が浸透しているなんて考えられますね。

 

けれど、例えば「ちょい悪」って言葉ありますけど、

 

ちょっと悪いってカッコいいけれど、ガチで悪いとひきませんか?

 

(なんでしょうねこのちょっとだけがいい感じ。刺激依存ですかね?)

 

・・・

 

ってなことを踏まえながらですね。

 

やめようと思えばやめられるのか?

 

自分でコントロール出来ていれば、悪い言葉やめるのは簡単なはずですよね。

 

ということで

 

タモリ・たけし・さんまのお笑いビッグスリーのゴルフ対決の英語禁止ホールのように

 

「やばい」禁止にします。

 

それで誰かが「やばい」って言ったら、「言ってるよ」って指摘しあうようにしています。

 

何故かと言うと、大抵の人が「やばい」って無意識に言ってるんです。

 

「言ってるよ」って言われて「あ!!」ってなる。なんなら「言ったっけ?」ってなるくらい、完全に無意識。

 

呼吸をするくらい自然に言っちゃってる人多数。

 

だからさ、もはやカッコいいとかそういう領域にもないわけですよ。

 

どっちかというともはや表現することを諦めてしまって出る適当な相槌になってしまっているわけです。

 

だとしたら、いらなくないですか?

 

自分と言うタフガイな存在を表現する、自己のアイデンティティにつながる言葉ならまだしも

 

何の表現にもつながらない上に、悪い言霊のエネルギーだけが残るって考えたら

 

それ使う必要ないやーん。

 

しかも無意識に使ってるってことは、もうアウトオブコントロールですやーん。

 

それのどこが自制が出来ているって言いますか?

 

これがお酒なら完全なアル中状態ですよ、お客さんw

 

っちゅうことで、言葉は何でもいいんです。

 

けれど「やばい」をみんなで辞めています。

 

実感すると使わなくなります。

 

卒業した後も、もう使わなくなります。

 

むしろ逆に言霊の大切さを知って、表現が丁寧になります^^

 

美しい日本語がどんどん廃れていって寂しいなって思うんですよね。

 

因みに日本の大和言葉ってサンスクリット語の次にエネルギーの波動が高いって言われています。

 

サンスクリット語は世界で1番波動が高いと言われているので、世界2位の位置づけなんですかね?

 

他にも絶対ありそうですが、サンスクリット語と並べられるのは光栄な話であり、

 

そして日本の大和言葉はサンスクリット語とは全く別の波動だなって思います。

 

サンスクリット語はもっと異次元を表す音が含まれますが、

 

大和言葉は四季折々の季節の移ろいを繊細に綴った季語で溢れており、情緒が美しい言葉です。

 

この繊細な感覚って日本人特有のモノだとおもうんですね。

 

そんな素晴らしい言霊をあやつる日本人に生まれたということは心からありがたいことですね。

 

是非とも美しい日本の言葉を皆が発して、地球の波動を美しく鮮やかに上げていきたいと思います。

 

最後まで読んでくださったありがとうございました。

 

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愛と光を込めて

 

長谷川陽子