今日の息子のオンライン算数クラスは引き続きestimateの授業でした。
チラッと様子を見たら、息子が完全に思考停止してるから、どれどれと画面を覗き込んでみると
38 + 59 = 40 + 60 will be 100
って書いてある。
は?ナニコレ?
38+59=97じゃないの?
え?どういうことどういうこと?
先生が英語で説明してるんだけど、まっったく分からない。
何言ってるの???
どういう計算???
って、混乱してたら、他の生徒が
「I don't understand what's going on〜.」
って言いました。
(日本語で言うところの「先生ー何が起きてるかわかりませーん!」って感じですね)
Neither do I !!
よくぞ言ってくれました!!
言った子グッジョブ
そしたら先生が「あれ?わかんなかった?」みたいな感じで、youtubeのアニメを魅せてくれました。
それで分かったんだけれど、要は
ざっくりした数を出すみたいな授業で
日本語で言うところの四捨五入???
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四捨五入を英語でなんと言うか調べたら「round off」と書いてあって、けど先生は「estimate」と言ってて混乱がおさまらん💦
しかも「小2で四捨五入むずくない?」って思って調べたら日本の小学校では四捨五入は小4で教えるらしい!!
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因みにその時、息子の大悟君は完全にチンプンカンプンで脳内花畑に遊びに行ってしまっていましたw
大悟からしてみたら、数字は正確に数えないといけないと教えられてきたのに、突然わけわからん新ルールが出てきて、脳が完全に拒絶してるわけです。
と、いうわけで、
大悟を(脳内花畑から)引き戻し、こんな説明をしてみました。
〜〜以下、私の説明〜〜
だからー例えばーよ!!
お父さんが、大悟に「アメリカンチェリーを大体10個くらいあげていいよ」ってお母さんに言ったとしてー
それでお母さんが冷蔵庫に行って
チェリーを「大体このくらいかな?」ってガサッと掴んだら、
手の中にチェリーが12個あったのね。
10個も12個も大して変わらないから、ザックリでいいか!
って思って大悟にチェリーを12個あげるわけよ。
そしたら、お父さんが「大悟に10個チェリーあげた?」って聞くから「大体10個あげといた!」って私が答えるわけ。
逆に9個でも大体10個よ。
ざっくり考えたら10個よ。
大体で考えてみようって話!
アバウトやアバウト!
わかった?
(って何の話だ!意味不明のシチュエーションw)
〜〜
てな説明をして、まだ脳内花畑に行きたがる息子を無理やり椅子に座らせて、
練習問題やりました。
32+59=
私「32は?20と40どっちが近い?」
大悟「…30?」
私「天才か!じゃあ59は?」
大悟「…60?」
私「天才か!じゃあ30+60は?」
大悟「…」
パカッ(脳内花畑が開く音)
私「待て待て、3+6は?」
大悟「…」
ラララ〜♪(脳内花畑に誘われる曲)
私「もどってこーーーい!!!」
四捨五入だけで結構いっぱいいっぱいなのに、
そこから突然足し算が始まったもんだから、大・混・乱。
しかも、これ私と日本語でやりとりしてる時に、クラスも英語で進行してるんです。
英語で四捨五入の説明聞きながら、四捨五入して、さらに足し算するとか、
なんかもー、、、私だって厳しい💦
つーか、先生の説明聞きながらなんて、やれないよー。
だからクラスの中も大大大混乱。
けどさ、クラスの中にはいるんですよ。
出来ちゃう子が。
そんで言っちゃうんですよ。
「超簡単なんだけどー」
それ聞いて舌打ちする私w
さらに
「僕もうワークシート全部終わったから、去っていいですか?」
それ聞いて「…空気読めよ」とつぶやく私w
そしたら息子がなんか泣きそうな顔になっているのです。
私「どうした?」
大悟「…僕?」って言うから
私「違う違う!!君は頑張ってる!!」
てなことで、英語で四捨五入ムズイ!!!
先生も生徒の混乱ぶりを見て
「出来なくても気にしないで〜!ワークシート終わらなかった人はクラスの後で終わらせて先生にメールしてね!バーイ!」
ちょっと待てw
出来なくても気にしないでいいのに、ワークシートは終わらせろってどーいうこと??
バーイじゃね〜よ
クラスが終わった後の息子は、いきなりカマイタチに斬りつけられたような混乱と憔悴っぷりだったので、その後の体育は休ませて、(平日はなるべく観せないようにしている)youtubeワールドに入れてあげましたw
夕飯は大悟の好物にしてあげよう
大人だから、ある程度全体像が見えるからいいけれど子供の視点からは見えないこともあるし大変よね(^◇^;)
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そのあと。
さらに調べてたら、『日本ではあまりないけれど、欧米では「estimateしなさい」という問題があるようです。
例えば、「32×9をestimateしなさい」って問題の場合、普通に掛け算するのではなく、30×10=300を計算して、「ナルホド大体300くらいかー」って見るそうです。
それ見てなんか軽く納得しました。
32×9は紙がないと計算できないけれど、30×10は暗算でできるから、それやっておくことで、なんとなくの数字が見えるってことですよね。
その考え方結構面白いかも
…けど、先生、その面白さ伝わってね〜
学校の先生大変よね(^◇^;)
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今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子