夜突然、停電になりました。
昼間の停電は経験していたけれど、夜の停電は引っ越してきて初めて。
外に出てみると、
大風で木々が揺らされて、草原も海の波のようにうねっていて子供たちと見惚れました。
そのあと大雨が降ってきて部屋に避難。
子供たちは懐中電灯をもって「カメハメ波ー!」
(波ー!のタイミングで電気を点灯)などして、ノリノリです。
どんな状況でも楽しめる子供達が羨ましいわ。
私はというと、懐中電灯に照らされた床に落ちている物(足の裏についていた木の葉や、子供が食べたお菓子の包み紙((捨てろー!!))etc.etc...)が気になって、暗闇の中で掃除を始めるというオカンっぷり…
(つか、毎日掃除してるのに、掃除しても掃除しても汚れるという、宮沢賢治のアメニモマケズっぷりよw)
けれどそのうち本気で余裕がなくなってきて、
暗闇で、汗だくで、子供がジュリアナ東京みたいにライトを振り回す中でギャーギャー騒がれて神経がピリピリピリピリ…。
そこから強制的に電気を消して暗闇にしました。
子供は最初嫌がっていたけれど、
静かにしていると段々暗闇に目が慣れてきて、新しい感覚が生まれてきます。
そこから、全員が瞑想的になって
陰影の中で静かに粘土遊びをしてくれて、
幸い1時間で停電が明けたので助かりました〜。
本当はもう寝る時間だけれど、神経が研ぎ澄まされているので
本当は明日は朝から日本語補習校ですが、
もう休んでもいいかもって気持ちで
マコーレ・カルキン君のヒット作「ホームアローン」を観ることにしました。
何気にレイトショーって楽しいよねw
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子