昨晩、大雨が降りました。


信じられない大雨の音にビックリして目が覚めました。


タイの雨季では、集中豪雨は普通のことなのですが、


それでも山が近いからなのか、これほどの大雨は市街に住んでいる時は経験したことがありませんでした。


バケツをひっくり返したような、なんて言いますがそんなもんじゃなく、


地球が逆さまになって海が降ってきたような


ちっぽけな船で大嵐の海に放り出されてしまったような


そんな不安さでした。


旧市街の時は雨漏りと床上浸水で、大雨が降るとレックと私は跳ね起きて家具を守らないといけなかったので、それをしなくていいと思うと安心ですが、


それでもとにかく雨の音が激しくて不安でなかなか眠れないので、頭から布団をかぶって、子供を抱きしめて目を閉じたら、やっとウトウト出来ました。


夢の中で、家がノアの箱舟みたいにプカプカ浮いてる夢を見たら、何かがコツコツ叩く音で目を覚ますと、


毎朝定時に起こしにやってくる小鳥が、今朝も窓をコツコツ叩いて起こしてくれました。


外は既に明るくて、朝になっていました。


昨日の大嵐が夢の出来事であるかのように、辺りは何も変わらず。


街では大雨が降ると、辺り一面浸水騒ぎで大変ですが、


ここでは、大地が水を吸収します。


植物たちがお水をゴクゴク飲んでくれます。


環境が変わると世界も変わる。

 


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて


長谷川陽子