家族の洗濯物を集めて、洗濯機がある洗面所へ運んでいる時のこと。
洗濯物の上に、15センチほどの超リアルなオモチャのトカゲが紛れていました。
子供が恐竜やら虫やらが大好きなので、似たようなリアルなオモチャがうちには沢山あるけれど
こんなトカゲあったかしら・・・
ぎゃぁぁぁぁぁホンモノオオオッ!!!
絶叫と共に洗濯物を放り投げると、トカゲも驚いて洗面所に逃げ込んでしまいました。
洗面所に棲みつかれたら困る!!!
「タイゴォォォォォ!!!」
トカゲ大好き、「尊敬する人は爬虫類ハンター」の長男・大悟(7歳)を呼ぶと
「なぁにぃ~?」
と呑気に大悟がやってきたので
「この部屋の中にデカいトカゲが入り込んだから、つかまえて外に出して!」
と言うと、「トカゲ⁈」って大悟の目がキラーンと光り、ホウキを掴んで洗面所に飛び込んでいきました。
大悟は床にはいつくばり、トカゲをホウキの柄で狭いところに追い込み…
「ギャッ‼」
と大悟の叫び声が聞こえたかと思うと、大悟が洗面所から出てきて一言
「噛まれた。」
・・・か、噛むの・・・?!トカゲ噛むの?い、いぎゃぁぁぁ~!!!マジで無理ぃぃぃ
大悟から日頃、トカゲの話を聞かせられていて、トカゲの中には毒があるものがいると聞いていたので
「ど、毒とかないの?」と、大悟に聞きました。
すると爬虫類ハンター大悟は学者が考察するような真剣な顔で
「このトカゲは毒無いから大丈夫」ときっぱり言いました。(何かわからんが凄い自信だw)
それで今度は私がホウキの柄でトカゲを外に追い込んだのですが、動きが素早くて見失ってしまいました。
ちゃんと外に逃げてくれていたらいいけれど、もしまだ中にいたらと思うと気が気じゃありません。
しばらくしてレックが来たので、レックに事の顛末を話し、トカゲの種類を話しました。
(一応、毒がないか聞いたら、大悟と同じ顔をして「その種類は毒無いから大丈夫」って言っていましたw)
「そのトカゲは掴めるのが難しい」と言って、もう一人の爬虫類ハンターは見たことない手袋を持ってきました。
・・・トカゲ捕まえる用手袋・・・?w
レックが洗面所の中を隅々まで探したけれど、トカゲは見つかりませんでした。
「もう外に逃げたんだね。よかったよかった。」ということで、話はいったん終了しました。
これでこの話は終わりかと思いきや、この直後に信じられないことが起きたんです。
洗濯機をまわし、洗い終わった洗濯物をカゴに放り込み、庭の物干しまで運んでいる時に
洗濯物の中にオモチャのトカゲが。
ウチにこんなオモチャのトカゲあったかしら(デジャヴ・‥w)
ぎゃぁぁぁぁ・・・と叫びたい気持ちを飲み込んで、静かにカゴを置いてレックを呼びに行きました。
レックを連れて戻ると、トカゲは本当に良く出来たオモチャのように微動だにせずにそこにいました。
レックも「死んでる」と言ったくらいに、トカゲは静か。
(えぇ?!死んでるの??無理www)
レックは静かにトカゲが乗っているタオルごと持ち上げると、「あ、生きてる」と言い
「こんなに近くで見られるトカゲじゃないのに、こんなに静かにしているってことは、洗濯機で揉まれて疲れたんだね。可哀想に。」
と言い、さらにトカゲの背中をさすりながら「ごめんね~」と謝っていましたwww
(トカゲと話す男www)
それで、トカゲがピョンと逃げたら、なぜか追いかけるレックwww
なぜ追う
もう色々意味不明www
その時息子はオンラインクラスの真っただ中だったので声をかけませんでしたが、
クラスが終わってから、一部始終を話したら、即トカゲを逃した場所にトカゲを探しに飛んでいきました。
男って本当に意味の分からん生き物だなぁっておもいました
トカゲさん、危害を加えたくはないので家の中には入らないでね^^;
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて
長谷川陽子