結婚した時に、お義母さんが結婚指輪をあつらえてくださいました。
お義母さんはジムトンプソンで働く前にジュエリー会社で働いて経験があってとてもセンスが良いのです。
それで私もレックも大事に左手の薬指にはめていて、旦那さんの左手の薬指に私とお揃いの指輪がおさまっているのをくすぐったい気持ちで見ていたのです。
さしたら、それから数年後にお義母さんが指輪のアップデートをしようと。
なんかよくわからずにお店について行きましたら、そこはゴールドショップ。
金の売り買いがされる店。
東南アジアにはあるんです。
そこで私たちの指輪が売りに出されて、
お義母さんが、倍のデカさの金の指輪を買って方くださいました。
最初の金の指輪は5ミリくらいの繊細な指輪でした。
次に来たのは1.5センチ幅くらいの、なんつーの?
な、指輪。
お義母さん曰く、金に困ったら売れと。
ちょい待てやーーー!!!
結婚指輪ってそんな感じ??
食うに困った時の缶詰みたいな存在???
夢も希望もあったもんじやねぇぇぇ!!!
つか、あのとき、
夢も希望もあったもんじゃねーけど
夢として一切慎ましくないけれども
お義母さんが売りに出した私たちのあの指輪
私が買い取れば良かったと思いますw
この嫁意味不明と思われようともw
けれどもあの時は何が正解かわからずに身動きが取れずにアレヨアレヨト言う間に私たちの思い出の大切な品が。
後悔先に立たず。
だから絶対後悔しないように言うこと大切。
相手の気持ちもみながらね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
愛と光をこめて
長谷川陽子