今朝起きる前に夢を見ました。


ダウンタウンの番組の


女性MCに大抜擢される夢です。


それで緊張してポカをしまくって、


翌週から1時間だった番組が30分に減らされてしまうのです。


これはダウンタウンはじめ、他の出演者に申し訳ない。


なんとか抗議したかったけれど、


今更遅い。


結果が全ての芸能界です。


けれどそれでも,こんな考えが頭の中をかすめます。


「本当に私だけが悪いの?」って。


しかしその直後にその考えを自分の中で打ち消す出来事がありました。


それは、番組のパネラーとして出演していた大御所お笑い女性芸人さんのところに謝りに行った時のこと。


私が謝るとその大御所女性芸人さんは、笑いながら許してくれました。


そして「あなた過去にテレビ何本出てるの?」と聞かれたので、


元気よく「ゼロです!」と答えました。


大御所女性芸人さんは一つ頷くと、


ちょうど同じ場所に居合わせた売り出し始めの芸人さんに「あなたは?」と聞きました。


すると売り出し始めの芸人さんは「100万回です!」と子供のような嘘を元気よく言ったのです。


その時ハッとしました。


私はまっちゃんが話してることの上から、「自分が言いたいこと」を被せ続けて、私の言いたいことが拾われないと、「聞こえてないのかな?」と「自分の言いたいこと」に固執して、まっちゃんの話を遮るように何回も何回も同じことを言ってしまったのです。


それなのに番組が30分に縮小したのはさも私のせいのようにお偉いさんからお達しがあった時に、私はまだ大勘違いをしていて、


あの時はマイクのトラブルで私の声がまっちゃんに届いていなかったんじゃないか?


なんて考えていました。


すごい恥ずかしい、大勘違い野郎です。


それでも私はその事実をありのまま受け入れられずに、大御所女性芸人さんに聞きました。


「正直に言っちゃダメってことですか?」と。


すると大御所女性芸人さんは「そんなことないそんなことない」とニッコリ笑って言いました。(夢とはいえ、かなりいい人ですw)


「初々しさや、若さって可愛いし、エネルギッシュで素晴らしいこと。一緒にいて目を細めたくなる眩しさを感じるわ。」と、言って目を細めて満面の笑みで笑ってくれました。


「けれどそれが世間に求められていることかどうかってだけよね。代わりは沢山いるのに、他でもないあなたに白羽の矢が立っている。ただ言えばいい、ただやればいいってわけじゃないでしょ?」と、笑っているけれど目の奥は真剣な表情で教えてくれたのでした。


シビアな話ですが、私の座を狙っている人はゴマンといて、降板させられなかっただけでも運が良いと言う話。


他の人は全員ベテランで、業界のズブの素人は私だけ。(どんなシチュエーションなんだろうw役者だった時の夢なんですかね?)


みんな忙しいスケジュールの中きて、キッチリ仕事を決めているのに、私だけがそれが出来ていなかった。


※は、は、恥ずかしぃ〜。


けれど、底抜けの楽天家なおかげで、こう言う時の立ち直りが早いのです。


私がその時何を思っていたかと言うと、30分に縮小されても、首を切られたわけじゃないんだからまだチャンスはある!です。


兎にも角にも、最後の1時間枠の収録が行われました。


そのシーンは、スタジオは薄暗くなっていて、真ん中にハマちゃんと私が一緒に並んで立っていて、私たち2人にだけサスペンションライト(上から照らすスポットライト)があたっています。


ハマちゃんがMCとして話を続けていました。


そして私のセリフとなるのですが、そこで一言アドリブを入れました。


「はまださん」


「なんや」


「お尻触らないでください」


「何言っとんのやお前!!」


と、強烈に頭をハタかれました。


芸能界で爪痕残すって大変なこと。


生意気でもダメだし、何も考えてなくてもダメだし。


そんなことを思い出しながら、目が覚めた今朝だったのでした^_^


因みに上記※のところ「恥ずかしい」と思った時に、恥ずかしい理由をあげつらねると気持ちがドツボにハマって、気持ちを切り替えにくくなります。


少しの反省と、気持ちの切り替え、視野広く生きていきたいです。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光を込めて。


長谷川陽子