日本語補習校に通う、小学校2年生の息子の国語の宿題。


問題読むのがまだしどろもどろなので、横について一緒に読んでます。


本文は工藤直子さん著「ふきのとう」です。






春風が寝坊したことによって、雪が溶けずにふきのとうが芽吹けなくて、竹藪や雪が困っていました。


お日様に起こされた春風が


「や,お日さまお待ちどうさま。や、みんなお待ちどうさま。」


と言いました。


さて問題です。


春風はその時どんな気持ちでしたか?

どんなふうに春風のセリフを音読すればいいでしょうか?


ア のんびりした声でのびのびと


イ 慌てたように少し早口で


ウ 驚いたようにつっかえながら





普通に考えたらアの「のんびり」だと思うんですけどね。


けれど他の答えがダメとも言い切れない。


これ、パーソナリティだし、どれって決められないと思うんですよね。


けれど、起こされた春風は「大きくあくび」。


遅刻した上に,待ってる人の前で堂々とあくびしてるということから、肝の据わった奴ということで,正解はアとなるわけでしょう。


けれど、あくびしてからみんなの冷たい視線に気づいて慌てたり、驚いたりしてもおかしくないと、深読みしてしまうわけです。



私,子供の頃からこーいう問題雑念湧いちゃって素直にアって書けない子だったわー。



雪が溶けて、ようやく芽吹けたふきのとうが「こんにちは」と言います。

はい,ここで問題です。

ふきのとうの「こんにちは」はどんな風に音読すると良いでしょう?

ア 疲れたように,ボソボソと

イ 恥ずかしそうに,小さな声で

ウ 嬉しそうに,元気よく


全て正解だと思います。


ウが正解なのは分かるけれど、子供に何故ウが正解なのかの教え方がわからん。


「挨拶は明るく元気よくハキハキするものだよね」


みたいに言えばいいってことか?


そんなステレオタイプな教え方でいいのかー?


分かってるんだけど、余計な雑念がいちいち邪魔するわーw


今はオンラインだから,先生の教えてる声が聞こえるから、先生がどうやって教えてくださるのか、横で一緒に習ってみようと思います。


親も一緒にお勉強だわー。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて✨


長谷川陽子