日本語補習校の宿題のプリントに
「ず」と「づ」、「じ」と「ぢ」の正しいかなづかいを書きましょう。
と書かれていました。
息子は「ず・づ」「じ・ぢ」の使い分けは理解しておらず。思考停止して頭がお花畑になっていたので、説明してみました。
まず、「さしすせそ」は濁音になると「ざじずぜぞ」になり、「たちつてと」は「だぢづでど」になる。そして「し」と「ち」は濁音になると音が同じになるということ。
さて、ここからが問題。
小包(こづつみ)。
「こづつみ」は何故「ず」ではなくて「づ」なのか?
私はこのように説明しました。
まず小包の漢字を書いて見せて、
「小包は漢字でこう書くんだけど、小さい包みだよね。包みってのはラッピングのことで、小包は宅配便みたいに誰かから送られたもの。ちょっとした贈り物とか、そんな感じよ。」
「つーことで、元々は「つつみ」と読むものが「小さい」とくっついて、小さな包みの小包となる。くっつく前に「つ」だったものは、そのまま「つ」に点々つけて「づ」となる!」
この説明合ってるんでしょうか…w
さて次の問題。
鼻血(はなぢ)。
これも同じじゃない?
「元々は「血(ち)」が鼻から出て、鼻血になる。鼻と血がくっつく前は「ち」だったから、くっついた後も「ぢ」!!」
「火事場の馬鹿力も馬鹿と力がくっつく前は「ちから」だから「ばかぢから」!!」
と説明しました。
てか、学校で説明してない状態でこの宿題が出たんですけど、、、
日本語補習校に入るときに
「基礎的な日本語は家庭で教えてください」と説明を受けて、
お父さんが日本人でお母さんがタイ人のご夫婦が「ウチは無理なので」って辞退しているのを見ましたが、
こういう細かい事を親が説明できるかどうかで結構変わってくるものなのかもしれません。
ちなみに「ず・づ」「じ・ぢ」についての説明を見つけました。
https://benesse.jp/kyouiku/200711/20071120-51.html
その都度覚えていきましょう。
ふむふむナルホド。
数学のようにルールがバシッと決まってないというか、全貌が見えない感じがモヤッとしますが、
ルールで考えるより、一つ一つの文字の世界観を見て、想像しながら文字と付き合っていくことが、国語の美しさですね。
ていうか大悟、問題読んで意味が分からないから、説明しないといけないんですけど、読解力ってどうやってつけるんだろう。。。
子供と一緒に小学生から学び直してますw
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子