ダーマ先生のティーチャーズトレーニングを修了した後に、
LAVAで働きながら、私は瞑想の修行をはじめました。
そもそものきっかけは、ダーマTTのメント―講師だったタカさんです。
ダーマセンターから派遣されてきたメント―講師は全員、ニューヨークのダーマセンターからやってきましたが、
タカさんはダーマTTの一期の卒業生で北海度でヨガスタジオを運営していました。
ダーマ先生がニューヨークに帰ってしまったので、学びを続けるためにタカさんに色んな相談をしていたのですが
ある日タカさんが言いました。
タカ「俺さ、実はグル(師匠)が別にいるんだよね」
私「え‼!ダーマTTでメント―やってたのにダーマ以外に師匠がいるの?!そういうのってどうなの?だってあるヨギの自叙伝にグルは一人って書いてあるじゃん!」
って、なんでも明け透けに聞けるタカさんはありがたかったですw
グルとは魂を導いてくれる存在です。
通常、一人につき一人です。
現在の習い事のように、ある程度習ったら先生を替えるというものではなく、
お互いの一生をかけて魂を高めあうのがグル(師匠)と弟子(チェラ)の関係性です。
だから、一人のグルに忠誠を誓ったら、他の師からは学びを受けないのかと私は思っていました。
が、これについてはダーマ先生もアサナの先生と精神修行の先生は別だったそうです。(それでも魂の師は一人)
てなことで、タカさんのグルの塚本先生に会わせていただきました。
その時はよくわからなかったのですが、
その後、ラッキーなことに塚本先生が瞑想のリトリートを開催してくださり、それに参加させていただいたのです。
その時は全然わかっていませんでした。
けれど、そのリトリートは後にも先にも塚本先生が開催してくださった唯一のリトリートだったのです。
その時ですね。
雷に打たれたわけですよ。
「あるヨギの自叙伝」(パラマハンサ・ヨガナンダ先生著)に、ヨガナンダ先生が、生涯探し求めていたグル(師匠)に出逢った瞬間
「一瞬にしてこの人がそうであるとわかった」というようなくだりがあるんですね。
「あるヨギの自叙伝」のこのくだり、涙なしには読めませんから、ハンカチ・ティッシュをご用意ください。
私もそれを探していたんです。
そして、先生との瞑想中に、それに近い感覚を得たんです。
けれど人間って疑り深いもので、確証を探しちゃったり、自分の感覚が信じられなかったりするんですよね。
それでも私は「探している」人間だったので、塚本先生にたどり着くことが出来ました。
もし、皆さんが、自分の師匠を探しているなら、
それは自分で決めることです。
「もしかしたら他にもっといい人が出てくるかも」って値踏みしている人は目の前の先生にも失礼だし、
覚悟がある状態とは言えないですよね。
もし、あなたが真に望むなら
その人は表れます。
後は決めるのは自分自身です。
私の場合は、即飛び込んで、そこから7年間先生と座りました。
東京のLAVAで働いていましたが、
2日の休みを利用して、月に一回ペースで北海道に通って、先生と座り続けました。
瞑想は師と共に座ることで、師の領域のバイブレーションを受け続けます。
こればかりは、一朝一夕で受け取れるものではありません。
最近は、色んなサイキックなWSや講座があり、
それらを見ると即受け取れるように書いてあります。
試してみていいと思いますが、(実際私も色々試しましたw)
塚本先生曰く「霊性はお金で買えない」です。
世にあるサイキック講座で1日2時間10万円するようなものも沢山ありますが、
サイキック活性は高いお金を払えば、誰かがやってくれるようなものではありません。
また、他者から無理やりこじ開けられるのは危険とも言えます。
サイキック活性は指導者導きを借りて自分で行うものとお心得ください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子