アルバイトから社員にしていただいたのです。
当時はホットヨガのインストラクターはどこの会社でもアルバイトが普通でした。
LAVAも同様でしたが、人気投票で賞を頂いて、その辺から人生が上り調子になってきたのです。
そして、実は私にはそのきっかけとなる出来事がありました。
それはヨガの200時間ティーチャーズトレーニングに行ったこと。
私が参加したのはダーマミットラー先生の「Life of a Yogi」全米ヨガアライアンス認定200時間ヨガ・ティーチャーズトレーニング(RYT200)でした。
今ではヨガのインストラクターならRYT200を持っているのは普通のことですが、
当時、日本にRYT200がまだなくて、ダーマヨガの200時間は鳴り物入りで入ってきたのです。
LAVAで働く古参の方々もRYT200を持っている方はおらずでした。
そもそも当時のヨガ業界は第二次ヨガブームと呼ばれ、フィットネス感覚でヨガを行う人たちが主流となっていました。
それもそのはず第一次ヨガブームはオウム真理教の無差別テロが原因で日本からヨガを消滅させました。
それにより、日本人に「超意識への目覚め」は危ない宗教と認識されてしまっていたために、
第二次ヨガブームは宗教性を完全に排除した状態で慎重に始まりました。
私自身、ホットヨガの会社に働き始めて、自分の健康維持のために最適な職場としてヨガ業界に身を置くことを決めて働き始めました。
ダーマヨガのRYT200に参加したいと意志したのも、フィットネスとしてのヨガを究めたいという気持ちからでした。
あと、イギリスに住んでいたので、イギリス文化の影響もあるのかと。
イギリス人は人から信用されるためにはその人の人柄だけでなく、経歴を重要視します。
(日本もそうかw)
独学だけでは行ける領域はたかが知れていますから、本当に上を目指すなら、本物について学ぶことが大事です。
そんなことで、日本にやってくという「ヨガ界の至宝」「ヨガの先生の先生」とうたわれるダーマミットラー先生に師事したいと思い、
いてもたってもいられなくなりました。
けれど。
現役でホットヨガスタジオで働く皆さんにならご存じと思いますが、
マジで休みがない。
半端なく休めないんです。
私は、LAVAに働き始めた時に、「私のようなペーペーを雇ってくれるのだから、丁稚奉公でもいい!!」
と思ったのです。
ダイビングショップなんて、そんな感じで、有名なダイビングガイドの店で働くスタッフは丁稚奉公に等しいわけです。
私は趣味でダイビングもしていて、ヨガインストラクターじゃなくてダイビングガイドになりたいと思っていたので
丁稚奉公の覚悟を持っていたために(w)
好きな仕事につけてお給料もらえるなんて最高じゃん!!!
と、思ったものでした。
なので、見習いであるだろう数年間は身を粉にして働くことを決めていました。
休みなんていらない、他にやりたいことを作らずに猪突猛進でヨガだけに誠心誠意向かっていく気持ちでいたのです。
それで数年経ったら、今度は学びの足りなさに気づいたのです。
内側で学べることに限界を感じて、外側に目が向き始めました。
その時に「日本初!!」という触れ込みでやってきたのがダーマヨガでした。
けれど、実は第一回はアッッという間に満員になってしまい、参加できませんでした。
値段いくらだと思いますか?
なんと60万円ですよ。
30人の定員があっという間に満員ですよ。
アレには本当に驚いた。
世界スゲーと思いました。
それでその回が開催されると同時に、次回の開催申し込みが始まったのです。
もう絶対に逃してはならないと思い、即座に申し込みました。
けれどですね、だから現役でスタジオで働く皆さんならご存じの通り、休めないわけですよ。
店舗は常にカツカツの人員でまわしていますから、一人が3週間抜けるとか大惨事なわけですよ。
残りのスタッフは毎日通しで13時間働かないといけないとか、一人でも風邪かなんかでコケたら他の人は週7勤務しないといけないとか、そんなブラック企業並みの勤務体系になってしまうわけですw
けれど例えば、スタッフの突然の妊娠とか、突然の退職とか、突然の病欠とかに、瞬時に対応してきた私です。
なんせ、丁稚奉公根性で生きているので!
そして気づいたら店舗のリーダーに君臨してスタッフの信を勝ち得ていたおかげで、
「ヨガのティーチャーズトレーニングは全て店舗のため!私たち全員の成長のためにこの身を捧げます!!」
という私のプレゼンテーションが無事通り、村の期待を背負ってお伊勢参りをする若者のごとく
ダーマミットラー先生のティーチャーズトレーニングに参加することが出来たのです。
あなたは もぉ 忘れたかしら 赤い手ぬぐいマフラーにして・・・
二人で行った横丁の風呂屋・・・
わか~かぁったあの頃 何も怖くなかった
ただ あなたの優しさが コワかった…♪
神田川も流れてきたことだし、
今宵はここまでに致しとうございますw(大河ドラマ 春日野局風w)
ということで、次回はダーマTTの話なんですかね?w
(思い出話なげ~な!!w)
(LAVA船橋店のゲルマ室してクリが最高のヒーリングスペースと気づいてスタルボウルヒーリングに活用する私)
最後まで読んでくださってありがとうございました
愛と光を込めて。
長谷川陽子