とうとうお義母さんにゲン・ソームの作り方を習いました!!!

バンコクの実家に帰ると毎回美味しいゲン,ソームが食べられますが、自分でも食べたい時に食べたくてとうとう一念発起しました!

《材料》
・エビ 
・フィンガールーツ
・紫玉ねぎ
・お好みの野菜なんでも

・ナンプラー
・カピ
・パームシュガー
・ライム(もしくはレモン)
・タマリンジュース

《作り方》

①海老の殻を剥いて背ワタを取る。
エビは大量な方が美味しいっぽい。

②大鍋でお湯を沸騰させて海老を茹でる。
半分はそのままスープの具になって、半分はすり潰して出汁にします。


③フィンガールーツ
これなんなのか分からないんですけど💦
タイ語では「カチャーン」。
おれの饅頭食ったの誰だ?
カチャーン。
くだらねーwごめん。

洗って皮を簡単に剥いて、切る。
ぷわぁぁんと良い匂いが広がります。
ゲン・ソームの匂いの元はこれだったのか!!

クロックで叩いて潰します。
子供の仕事w偉いぞ大悟^ ^

紫玉ねぎも皮を剥いて、クロックで潰します。
タイの家庭にはニンニクと紫玉ねぎは必ず常備されてます。
この紫玉ねぎが小さくて剥くのが大変💦
スーパーに行った時に紫玉ねぎの大きいヤツ見つけて、買ったんですけど、大きいのはインド産でタイの伝統では小粒なヤツだそうです。

ある程度つぶれてペーストになってきたら、ゲン、ソームのペーストを投入。市販のパックされたものもありますが、これはビニール袋に入ってたから市場で購入してると思われる。
もしくは親戚が大量に作ったのをもらったとか。


因みに冷蔵庫で1ヶ月もつそうです。
以前義母がチェンマイに持ってきてくれて、使い方が分からずに冷蔵庫で眠っている分があって、「1ヶ月ならもうアウトですかね」って言ったら「3ヶ月はもつから大丈夫」ってその場で情報が更新されましたw
さっさと使い切っちゃうからそんなに保管したことないんだろうね。

叩き潰す時、目に飛んだら辛いから気をつけましょう。


⑤茹でた海老もクロックに投入。

さらに叩き潰す。
短調作業に変なテンションになってきた息子。

⑥タマリンをお湯に浸すと柔らかくなるので、繊維を取り外し、タマリンのジュースを作ります。

こんな感じになります。
タマリンは甘いのと酸っぱいのがあるけれど、酸っぱい方です。

⑦ 先程の半両の海老が入っている鍋に、クロックでペースト状になったスープストックを全部投入。

⑧ここから味を整えるのに、ナンプラー、ライム、パームシュガー、カピを投入。
左がパームシュガーで右がカピ。
カピはいわゆるオキアミですね。このオキアミが大和魂を呼び起こすw

ここから、

酸っぱすぎたらパームシュガー

甘すぎたらタマリンとライム

味が薄かったらナンプラー

これを何度も繰り返すんです。

お義母さんが何か入れるたびに味見させてくれました。

その度に「んー?酸っぱい?」「んー甘い?」

って、何度も繰り返す。

てか、一回一回の投与の量が多いのよ。

もっとチビチビ入れりゃいいのにって思っていたら、

突然キタッびっくり

なんというか、味が何層にも折り重なって、

甘い、辛い、酸っぱいのミルフィーユ!!

ちょうどのところにハマったのがわかりました!!

これがゲン・ソーム!!

んで、最後にお好みの野菜を投入して火が通ったら完成です✨

と、いうことで実食!!!

海老のプリプリと大根のクタッとした歯応えと甘いのと辛いのと酸っぱいのが、何層にもなってやってくる〜✨

こ、これこそが味の宝石箱やぁぁぁ!!!

と、いうことで、チェンマイ来たら食わしたるー!!!

早く遊びに来れるといいねー^ ^

タイ料理最高✨✨✨

最後まで読んでくださってありがとうございました!

愛と光をこめて💖
長谷川陽子