私とレックが付き合っている頃、
2人でコ・チャン(チャン島)にダイビングに行きました。
コ・チャンはレックがダイブマスターの免許を取ったショップがあって、そこを訪れました。
我々がダイブショップの扉をくぐると、
レックを見たオーナー夫人の目がキラリと光り、
満面の笑みで手を叩いて「やった!!」と言いました。
実は台湾から政府高官がタイのリゾート開発のリサーチのためにコ・チャンにやってくる!
その中のダイビング部門の人たちから1日ガイドの依頼が入ったんだけれど、人手不足でどうしよ〜💦
と思った時に突然やってきたかつての教え子レックさん!
ダイビングクルーズ船でガイドとしての経験十分なうえに人当たり最高!
てなことで、頼み込まれたレックさん、突然仕事することになり、
レックは無料奉仕の代わりに、
私のダイビングフィーが無料になりましたw
と、いうわけで、
台湾の団体さんがチャーターしたクルーズ船に、レックはガイド、私はガイド見習いとして乗り込むことになったのです。
因みに私、海外でダイビングショップにいると、大抵ガイドに間違えられます。
なのでこの日も全く問題なく入り込めましたw
私、ダイビングが好きすぎて、海外のダイビングスポットに住むのに憧れています。
ヨガ講師になってなかったら絶対ダイビングガイドになっていたので、ガイド見習い体験メチャ楽しかった💕
台湾の団体さんは皆さん英語がベラベラでとてもフレンドリーで、私もちょうど台湾に行ったばかりだったので、話に花咲きました。
(台湾ってマンボーが沢山獲れるので、マンボーと潜ったことがあるかとかそんな話してました)
それで、ガイド見習いとは名ばかりで、海の中のガイドなんて出来ませんから、1人で潜って、持参の一眼レフで遊ぶつもりでしたら、
団体のリーダー的存在のカメラマンのおじさんが、
「陽子、俺たちはバディで潜って写真撮るぞ。」と言い出し、何故か2人で潜ることにw
立派なカメラ持ってるから、勘違いされちゃったのかもしれないけれど、素人だから写真シェアできるレベルじゃないし。
しかも沈船ダイブなのに私マクロレンズ付けて潜っちゃって(てかマクロしか持ってなかった)
沈船撮らずにパイプの中のブレーニー(カエルウオ)とか撮ってて。
なんかすいませんって感じです。
しかも船がピアーに戻って、駐車場までの帰り道、台湾のカメラマンのおじさんが私のカメラ持ってくれて(駐車場ちょっと遠くて、カメラ結構重い)こんなガイドダメだー!!って1人で思ってました(^◇^;)
そんなこんなでクルーズが終了したのですが、
その夜、台湾の方々から夕飯のお誘いがありました。
オーナー夫人が忙しくて自分は行けないから、代わりに行って欲しいと頼まれて、参加することになりました。
ダイビングガイドとお客がダイビングの後に夕飯一緒しながら、ダイビングの話するってよくあることなので、そんな感じで考えてました。
したらば!!
コ・チャンの中でも高級な部類のホテルに連れてかれて、
パーティ会場みたいなところに100人くらいいるのよ!
全部台湾の団体さん。
ダイビング部門やトレッキング部門に分かれて、島中リサーチしていたようです。
それでながーーいテーブルに、フォーマルな格好した男女がすわっちょるー

聞いてねー!
私らロコボーイ・ガール調のロキシーとかのTシャツ短パン

アイヤー

(てか、聞かされてたとしても、フォーマルな格好
持ってないから同じこと💦)
それで、昼間に仲良くなったダイビングチームのグループに案内されて、知った顔見て一安心。
けど、みんなもめちゃフォーマルな格好になってるー

ダイビング器材と一緒にスーツも持ってきたの?
タイまで?
ご苦労様ですねー

もうダイビングガイドに徹して、堂々とその場を楽しむしかない!
ところで、こーんな時テーブルマナーが役に立つ。
イタリアンで働いたおかげ、
オカンが教えてくれていいお店も連れてってくれたおかげ、
ありがたや。
それで横目でレックさん見たら、
レックもすごいちゃんとしてて。
こーいうところに育ちが出るなーと感心しました。
(いや、マジでなんでこんなリゾート地で?って思うちゃんとした晩餐だったw)
その時の写真が全く見つからなかったのですが、
7年前の思い出です^_^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて✨
長谷川陽子