おととい、チェンマイに戻って来ました。
やはり街は閑散としています。
昨日はリンピン・スーパーマーケットに当座の生活品や食料の買い出しに行ってきました。
レックは一人で行きたがったのですが、食事は私が作るので、特に日本の食材のことはレックには分からないので、結局家族みんなで行くことになりました。
リンピン・スーパーマーケットに到着すると、入口が出口と入口に分けられていて、入口にアルコールジェルやら体温計やらを持った店員さんが待ち構えていました。
体温を測って、手にアルコールジェルを散布され中に通されました。
更には、ショッピングカート全体と、特に手の所をアルコール消毒してくれました。
おぉ、これは素晴らしい✨
買い物客も、知らない人が使った後のカートをそのまま使わないで済む感じが気持ち良いと思いました。
店内はやはり買い物客が少なく閑散としていました。
食料品も品薄ではありますが、困らない程度に品揃えはありました。
一応パンを作るための強力粉とドライイーストは買っておこうと思ったのですが、強力粉は最後の一袋。
みんな考えることは一緒のようですw
リンピンは、欧米人御用達のスーパーマーケットだからでしょうか。
パスタは品薄でしたが、即席系のラーメンは普通に常備されていて、消費者層が見えた気がします。
明日は大悟の誕生日なので、アイシングクッキーを作ろうと思ったのですが、アーモンドプードルが品切れでした。
店員さんに聞こうかと思ったけれど、
こんな時にアーモンドプードル探してる自分の呑気さに少し苦笑い。
アーモンドプードルは今回は諦めますw
お店の中で、印象的だった出来事が一つ。
狭い通路で店員さんが商品の陳列作業をしていて、私はその店員さんの後ろの、触れるか触れないかの隙間を通り抜けようとしました。
すると店員さんは、ドッチボールの球をよけてる人みたいに、私から身体を反らして、反発する磁石のように私から逃げました

私を病原菌のように避けたんです

スーパーの店員さんレベルから、個人個人がコロナウイルス 感染の危機に対する防衛意識が高いことに驚きました

これが日本だったら、
日本人って相手が不快な思いするんじゃないかって心配して我慢しちゃったりしませんか?
ちなみに店員さんは全員ゴム手袋をしているし、
チェンマイに向かう途中で立ち寄ったファーストフードのドライブスルーでは、お金はバスケットに入れて手は触れないようにして、
とにかく他者との接触にものすごく敏感になっているのが見受けられました。
それで我々も、買い物を済ませて車に乗り込む前に、
・アルコールで手を再度消毒。
・ティートゥリー入りアロマオイルを全身に散布。
・水飲む。
家に到着した途端、
・着ていた服を全部脱いでハイターに漬け込んで洗濯。
・頭のてっぺんから足先まで洗う。
・車の中はアルコール液を散布して消毒。
買ってきた商品は全部アルコール散布してから、日光消毒して、外側のビニールは全部廃棄。
↑以上が、レックの指示で行われました

…すげっっ。
この徹底ぶり…。
私1人だったら無理だわ

放射能もそうだけど、見えないものに注意を払うってすごい神経使います。
そして神経使えないズボラな人(私ね)から、諦めて開き直って、「世間で言うほど悪いものじゃないハズ」「免疫高めてるから大丈夫」「気にしてると疲れちゃうから」って感染の危機に瀕するんじゃないですかね💦
私、上記のカギカッコの人なので、レックが過剰に気にしてくれてて助かります🙏
とにかくこんな時だからこそ、各々の自衛力の高さが分かる時だと思いました。
(アルコール消毒後、日干しされてる私のおビヤ達。)
非日常だからこそ、考えることって色々あると思うので、不便を楽しんで、いろんな物の見方をしてみましょう^_^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子