もし、誰かに嫌なこと言われたら、
「この人嫌なこと言う人だなぁ。」
とか
「そんな言い方しなくてもよくない?」
とか
「あなたに言われたくない」「なんでこんなこと言われなければならないの?」
って思うことありますよね。
あなたが嫌なことを言うから、私の気分は悪くなった。
と気分を害してしまうことありますね。
そんな時!!そんな時がチャンスなのです!!
実はここに魂の成長に関する重大な秘密があるのです
そんな時、もし
それを言ってきた相手のせいにして相手をシャットアウトしたり、逆に相手を責めたりした場合、
アナタは成長のチャンスを失います。
もし、あなたが成長したい人間であるならば、
どんなに嫌なこと言われても
「ありがとうございます」
と言いましょう。
もしくは思いましょう。
すっごい嫌な時ありますよね!
すっごい聴きたくないこと言われるときありますよね!
最低最悪の気分になってるのに「ありがとう」なんて思えるか!!
って感じですよね!
そうなんです。
だからですね、大事なことは、言われた内容ではないんです。
事実はどうでもいいの。
問題は嫌なことは受け入れない自分の姿勢が問題なの。
それのどこに受容があるのかって話なんです。
実はこの態度が自分をものすごく了見の狭い人間にしてるんです。
受け入れられるものに関しては仏の微笑みで、受け入れられないものに関しては般若になってたら、
精神的な成長なんて望めません。
古来のヨガの修行者は辛くて苦しい出来事があると
「ありがとうございます」と言うのです。
修行をしていると、ちょっとやそっとの出来事じゃ動じなくなっていきますから、
つまり乗り越える壁がなければ成長も止まってしまうわけです。
ですから困難な出来事に遭遇すると
「まだ私の心は揺れ動いていることに気づけました。」
「また私を成長させて下さってありがとうございます」
と、思うわけです。
これを繰り返していると、段々心をコントロールできるようになります。
別に「ネガティブくれくれ!」ってドM気質になる必要はないのですが、
自我やエゴをお掃除する役には大いに立ちます。
この世の全ては自分の魂を成長させるために起こる経験なのだとしたら、
私たちは一つ一つクリアしていかなければならず、
いちいち腹を立ててそっぽを向いていてはいつまでたっても成長にはつながりません。
「言われるうちが花」なんて言いますね。
子供の時は親や先生が色々言ってくれましたが、
大人になったら、誰も何も言ってくれなくなるものです。
まだまだ成長のふり幅があったとしても大人になると成長の速度は遅くなるどころか止まってしまうともいえるわけです。
と、いうことで、どんな些細なことでも拾って成長の糧にするための訓練、それが感謝の心です。
これは例え、相手の言葉が悪意から発せられていたとしても関係ありません。
もう一度言いますが、
なぜなら言葉の内容は関係ないから。
小さいことにいちいち動揺する自分の心を鎮めるための訓練だから、
なんならイラつかせてくれてありがとうなわけです
例えば、あなたに悪意ある言葉をぶつけてきている人がいたとしたら、
相手は戦いを求めてるわけですから、相手の誘いにのらずにいることが出来たら、
やがてそういう相手は目の前からいなくなります。
これが、自分で生きる世界は自分で決めるということです。
類は友を呼ぶと言いますが、
戦いを求める人たちは寄り集まり、精神性を高めていこうと思う人たちもまた寄り集まります。
もし、あなたが自分を成長させたいならば、相手の挑発に乗ってはいけません。
目の前で起こるすべてに感謝して生きるように努めると、あなたの魂のステージは上がっていくのです。
楽しんで霊性を上げていきましょうね
最後まで読んでくださってありがとうございました
わたしはあなた あなたはわたし
もう一人の私へ
愛と光を込めて
長谷川陽子