瞑想をしている時に頭の中で自分の独り言の声が聞こえてきて、
その声を聴いてしまい、そこから思考の渦に巻き込まれていきます。
自分の独り言は、日常の色々から今の状態から様々です。
自分の中が多重人格者のように想像してみて、
まずその独り言を話してる自分を主人公にしない。
独り言を聴いている自分を主人公にしますが、そこから独り言を聴かない自分にする。
独り言が聞こえてきても聴かない。
聞こえてしまっても聴かない。
この繰り返しです。
最初はゴッタ煮的に色々な情報が散乱して聞こえてきますが、
その内独り言の内容が、表層の情報から、深層の情報に移ってきます。
最初は雑念の声だったものが、段々いわゆる内側に近い声になっていきます。
それがどんなに興味深い内容だったとしても、聴かない。
なぜなら瞑想は情報を取り出すために行うためではないので、その使い方をしていると、到達できなくなってしまいます。
「それ」をしていると、
(「それ」とは「一点集中」です。聴かないという状態を繰り返す集中とも言えます。聴いてしまっても繰り返し「聴かない」を繰り返すことです。)
「それ」をしているとサザエのような渦のある貝の奥深くに沈みこんで行くように、ある種の異次元感覚が湧きあがってきます。
それを繰り返していると、突然、おでこに渦々したボルテックスのようなエネルギーが湧きあがります。
渦々を求めて行うと、領域に入るのが難しく、
また、ある種のスキルを使って渦々に入ると、手放していない状態で入るので、また少し違ったものの感覚があるとお伝えしておきます。
3次元から高次元を望むということは、肉体的な修練はやはりどうしても必要となります。
楽して得られたら、そんな美味しい話はないですけれど、
自分の肉体すらも駆使して高次元に突入していくのが、現在の私たちの命題ですから、
「急がば回れ」と言いますが、結局近道はないということです^^
けれど、大切なことは苦から行わないこと。
やらなければいけないことではなくて、面白そうだからやりたいが大切^^
笑いながら、行ってくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光を込めて。
長谷川陽子
瞑想は日々続けることが大切で、