前回のロバのネガポジの話の続きです。
ロシアに伝わるロバのお話についてみんなで話しました。
前回の話はこちらお読みください^ ^
↓
このネガ→ポジ変換が発想の練習になるので、魔法学校のグループラインでみんなでやってみました。
その中で面白かったみっちゃんのお話をご紹介させてください

①
おじいさん、おばあさん、ロバさんは仲良く暮らしていました。
3人とも、歳をとってきたので、もっと元気になるために「ルルドの泉」の水を飲みに行くことにしました。
「頑張っていってこいよ〜」と村のみんなが送り出してくれました
②
「おじいちゃんが一番年上だから、最初にぼくに乗って!」とロバさんが言いました。
村の人が「ロバくんも歳とったのに、おじいちゃんを乗せてえらいなあ」と褒めてくれました。
③
「さあ、ばあさん、交代しょう!」とおじいちゃんが言って、今度はおばあちゃんがロバさんに乗りました。
「ルルドは遠いから、気をつけて行きなよ」と、村の人が声をかけてくれました。
④
ルルドの泉に到着した3人は、長い列の最後に並びました。
すると、「先に飲んでいいよ!」とみんなが次々に声をかけてくれたので、直ぐに順番が来ました。
3人は少しずつ、泉の水を飲みました。
それから、顔を上げて、お互いに顔を見合わせたら、「わあ✨すご〜い」3人は同時に言いました。
なぜかというと
3人とも、10歳くらい若くなっていたからです🌈✨
「3人で並んで仲良くおしゃべりしながら帰りましょう」おばあちゃんが言いました。
3人とも若くなったから、もうロバさんに乗せて貰わなくても歩けます✨
こうして3人は、楽しくおしゃべりしながら、虹の谷🌈🌈のお家を目指して歩いて帰ることにしました。
虹の谷🌈🌈の村に着くと、村の人は3人がとっても若くなって、歩いて帰って来たのを見て驚きました‼️
そして、「良かったね!」と声をかけてくれました。
めでたしめでたし💖💖💖
…て、全部繋がってるし!!
みっちゃんの想像力に脱帽です

これ、絵本で今すぐ出せるんじゃないですかね???
それにしても虹の谷はロシアにある設定ですから、ロシアからルルドのあるフランスまでは直線距離で約6000キロです。
江戸から伊勢神宮まで462キロ。
江戸時代のお蔭参りの一行は462キロを片道15日間で行ったそうです。
年寄り二人とロバの足だったら250日くらいでしょうか?
行って帰ってで1年半の旅です。
お年寄りが一年半も旅したら、それだけで老けそうなのに、この人たちは旅することを選んでるわけですから、中身はとても健康で若々しい人たちだと思います。
見送る村の人たちも、もう生きて会えないんじゃないかと、内心心配だったのではないでしょうか。
それを「頑張っていってこいよ」と見送る姿も健気です。
(ちなみに地図で調べましたが、海がなかったので陸続きで行けるのが幸いです。)
いくつになっても、情熱的に生きることの大切さを教えてくれ、またお年寄り2人と1匹の厚い信仰心も伺えて大変素晴らしい話でした!!!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて💖
長谷川陽子