カエルを熱湯に入れると驚いて逃げますが、

水に入れたカエルを少しずつ少しずつ茹でると逃げずに茹でられてやがて死んでしまう。

…という話があります。

これはつまり

ぬる湯からは中々抜けられない

ということを例えています。

地獄に行くと逃げたくなるから、必死で抜け出そうとしますが、

中途半端な平和や幸福に包まれていると、抜け出すのは困難なのです。

親鸞が説く歎異抄で

「善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや」

という言葉があります。

「善人が極楽に行けるなら悪人は尚更救われる」みたいなことを申しております。

「尚更救われる」ってのは不思議な話ですが、こんなことが言えます。


悪いことしてなければ、自分は善人と考える人は多いけれど、善行を積んでいなければ善人ではありません。

となると一般的に善人に見える人たちが本当に救われる(極楽に行ける)対象にあるのか?って話です。

コップの水は海に入って海の一部にならないと海を知れません。

神の均衡は彼岸に渡らないと知り得ないのです。

つまり、

世の中の悪人が極楽に行けるのだから、善人が極楽に行けるのは当たり前と思ったら間違いだよ。

という話でもあるのです。

自分が平和に暮らしていられたら善人だと考えるのはぬるま湯のカエルです。

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(↑前回4期の卒業生アカネちゃん^ ^)

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子