バンコクの実家に帰ってきております。

引っ越しのどさくさで爪切りが無くなっていたので、近所のスーパーで買ってきて爪を切ったのですが、

これが切れない真顔

なかなか切れないし、無理やり切った爪はガタガタで気持ち悪い。

切れない爪切りなんて日本では売ってないので、爪が切れれば何でもいいやと、うっかり適当に買ってしまったのが間違いのもと。

これが東南アジアなのです。

久しくそういう体験していなかったので忘れてました。

薄っぺらすぎて破らずにロールから取るのも一苦労なうえに、吸着力ゼロで皿を覆えない、意味不明なサランラップとか、

ポップアップがなくて、焼けるまでレバーを指で押さえ続けてないといけないトースターとか、

なんでこういうもの作るんだろう?

使えないもの作るってどういう気持ちなんだ?

使い手の気持ち考えないんだろうか?

技術の発展から置いてきぼりになっている人なんだろうけれど、世界は先に進んでる。

明らかに無駄な物作るって向上心がないのか、横着なのか、なんなのか。

考えずにいられません。

昔、インドネシアの地図に載っていない島に住んでいる友人の家に遊びに行ったことがあります。

そこで爪切りを貸してと言ったら、山賊みたいなバカでかい刀を渡されて、冗談かと思ったら、友人が本当にその刀で爪を切って驚くという事がありました。

山賊刀も切れない爪切りも、「爪を切るという役割さえ果たしていれば問題ない」という考えなのでしょう。

そういう使い勝手の悪いものを見ると利便性を高めたくなるのは日本人の性質なのでしょうか。

けれど日本に行ったら行ったで、爪切りは切れるのが当たり前、サランラップは貼れるのが当たり前の国なので、今度は当たり前を傍受してしまい「どうして」と考えないので、発展成長もない。

この世は全て陰陽

って、結局そこに落ち着くのでしたw

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子