竜宮城から浜辺に戻ってきた浦島太郎。

なんだか浜辺の様子が前とは違います。

家に帰ると、そこには自分の家もなくなっていました。

通りすがりの人に聞いてみると、浦島太郎が竜宮城に行ってから何十年も経っていて、お父さんとお母さんは既に死んでしまってこの世にいないことがわかりました。

大悟「お父さんとお母さん死んじゃったの?」

私「死んじゃったの。」

大悟「だけれど、死んだら宇宙に還って、それからまた生まれて戻ってくるから大丈夫。」

私「そ、そうだね。」

大悟「お父さんとお母さんは死んじゃっても宇宙に行って、そのあとエイリアンになって、それから地球に戻ってくるって大悟知ってるから。」

私「そんなの教えたっけ?誰に聞いたの?」

大悟「知ってるもん。」

大悟マジすげー。

宇宙記憶を持つ息子。

そのまま行けよー。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子