大悟がライブハウス・ヴァージンだったわけですよ。

それで演奏始まったら爆音の渦に恐れおののいた大悟が両手で耳を塞ぎ

「耳が壊れちゃう!!!」

と叫びました。

耳が痛いと言うので、耳にティッシュを詰めてやりましたら、やっと少し落ち着きましたが、

「音が大きくて話ができない!!!」

と言うのです。

ここは音楽聴くところで話すところちゃうで〜。笑

チャットボックスの息子は

五感の中で一番使っているのが口なのか。

トーク出来なかったら死んでしまうみたいな。

お笑い芸人のようなことなのか。

そんなわけで最初は居心地悪そうにして、あたりをウロウロしたり、出たり入ったりを繰り返していました。

私も大悟に付き合って、外に出て音楽を聴いていました。

大悟がどうしても外にいたいなら、それもまた1つのチョイスかなと思いました。

が、「ゲンさん演奏してるよ。かっこいいよ。見たくない?」と言ってみると、大悟の心が動いているのが見えるのです。

本当に初めてのことで動揺してるんだなー。


「ここ寂しくない?中の方が人が沢山いて楽しそうだよ」と言うと、頑なな感じではないのです。

「じゃあ一曲外で聴いたら次の曲は中で聴くっての順番にしようよ」と言うと大悟は頷いて中に入りました。おお、やった!

それで最初は爆音でしかなかった音に慣れ始めて、

そして更にそこで赤座家の子供たちも到着。

知ってる顔に会えたら突然リラックスし始めたのがわかりました。

それでやっと大悟も落ち着いてそのあとは最後まで中に居られて、

大人も子供もめいめいが楽しめたのでした。

大悟は音楽が好きなので、楽しみ方が分かったら、そのあとは自分の世界に入り込んで堪能していました。

このライブをキッカケに息子はドラムを習うことになりそうです。笑

その話はまた次回^ ^

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子