皆さんは子供にダンスの腰つきをどうやって教えますか?笑

大悟の通うインターナショナルスクールでは、ズンバのクラスがあります。

それを見た時、私は「WOW SOO COOOL」と思ったものですが、(ルー大柴風にお読みください)

肝心の大悟さんはそう思わなかったらしく。

全く踊らない真顔

ズンバの授業になると真ん中で完全棒立ち。

そのうち、端っこで座り始めて、そのまま一年が経ちました。

2年めになってもやはり変わらず見学。

担任の先生も眉毛を八の字にして「踊らせようとしたんですけどやりたがらないんで…。本人の意思を尊重しています。」との答えが。

うーん。

けれど、フィギュアスケートで羽生弓弦選手の演舞を見て一緒にクルクル舞い踊っていたし、

ヨガも好きだし、

日本のお遊戯は一緒にやるんだけどなー?

硬派レックは「自分が大悟ならズンバはやりたくない」と。

「けれど僕は周りに合わせて目立たないようにやるけどね。」と、自分の息子の不器用さを指摘。

それである日のこと。

ズンバの先生がお休みで、タイ人の先生が教えるタイの子供向けのお遊戯的な歌と踊りだったんです。

あ!大悟踊ってる!!

子供向けの可愛い踊りなら踊るのか?

西洋的な音楽が嫌いなの?

と、思いきや、次の週。

またまたズンバがお休みで、今度はロボットダンスのクラスがありました。(ロボットダンスって!笑)

そしたらなんと、またまた大悟が踊ってる!!

つまり、「踊りなんて軟弱なことやってられるか」ではなくて、ズンバだけ踊らないってことか⁈

それってなんなんだ⁇

と、そんなある日。

日本語補習校の帰りに先生に呼び止められました。

2月末にお遊戯会があって、そこで大悟の学年はみんなでDA PUMPのUSAを踊るそうなのですが、

最初、大悟は恥ずかしがって踊らなかったそうなのです。

それで先生が大悟に「大悟くん、なんで踊らないの?」って聞いたら

返ってきた答えは「踊り方がわからない」だったそうなんです。

踊り方がわからない真顔

幼稚園でそんな高度な踊りをするわけでもなし、

そんなもん適当に腰とかふっとけばええやろが。

てな話ですが。(乱暴。笑)

そうなのか。踊り方が分からないのか。。。

それで参加しない大悟を見て先生も「こりゃ個人レッスンしなきゃいけないな」と思ったそうなんです。(個人レッスン!絶対やらせる気満々でウケました。笑)

ところが!!

曲が1度終わり、再度曲が始まると。

大悟が自発的に立ち上がり、見よう見まねで踊り始めたそうなんです!!

それで先生から「なんとか頑張ってやってたので個人レッスンはいらなそうです」と言っていただいたのでした。

おおおー、大悟ー。

そしてそして、その翌週にパンヤデン・インターナショナルスクールの運動会がありました。

パンヤデンの運動会の準備運動はズンバです。

間違いなく若い時ヤンチャやってたであろう父兄たちが、ここぞとばかりにノリノリで踊りまくります。

でも、どうせ我が子は踊らない。

…って、フと大悟を見ると。

お、真顔

踊ってるーーーー!!!


いや、ルミ子とケンヤの愛のセレナーデには程遠い踊りですが(なんでここでソレ出した?笑)

クリスマスとかに売ってる、よくバーのカウンターとかに置いてある、ボタン押すと腰振るサンタクロースみたいな踊りなんですけど、

今までは、動かざること山の如し的な

不動の構えだったのに

確実に踊ってますやん!!!

もーかぁちゃん興奮せずにはおれず‼️

堂々と撮ったら恥ずかしがって止めるかもだから、自分も踊りたいのを抑えて、人の陰に隠れて動画に収めときましたわ。

息子の心境になんの変化があったのか??

それは日本語学校のUSAに違いないと思うわけです。

パンヤデン的な「本人の意思を尊重」も私はいいと思います。

そして日本語学校的な「みんなでやる!」も体験してみたらいいと思います。

とにかく息子の変化が母的には嬉しく。

それで後日。

日本語学校で先生にその話をしたら先生も「それはそれは^ ^」と喜んでくださいました。

その後先生から「長谷川さん長谷川さん」と呼び止められて、ナンジャラホイと行ってみると

「今日の練習はね、前回よりさらに良くなっていたので、お見せしようと撮っておきました。」って先生が携帯を見せてくれるので、覗き込むと

そこにはノリノリでUSAを踊る大悟の動画が映し出されていました。

…ダンサー目指すか?


程よいプレッシャーが良い刺激となっているようです^ ^

ちなみに私の行っていた中学校は運動会の行進に命をかけていて、運動会の前は何ヶ月も前から北朝鮮のマスゲームのような気迫溢れる早朝練習が繰り広げられていました。

当時は嫌いで仕方なかったけれど、今は笑い話として、体験しといてよかったなと思います。笑

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子