Sacred Heart Yogaのティーチャーズトレーニングは、子連れ連れでも参加できます。
(ただし、お子さんの面倒を見てくれるベビーシッターさんを連れて来てくださる必要があります。)
子供がいない世の中なんてありませんから、子供が完全にいない状態を作ることの方が不自然ですし、
そもそも私がまだまだ手のかかる小さな子供の母親ですからどっちにしろ施設内には子供がウロチョロしとります。
それで今回は一歳に満たない乳幼児とママとパパが一緒に参加してくださいました。
ママがティーチャーズトレーニングを取得するために参加してくださり、
パパのJさんはなんと、このために育休を取って来てくださったのです。
普段日本では、パパは仕事行ってるので、ママのAさんが赤ちゃんと2人きりの時間が多いのですが、ヨガトレーニング中はパパとニコイチの3週間となりました。
最初の頃はご飯食べてる最中に、赤ちゃんを抱っこしてあやすために、ママとパパが交互に立ったり座ったりしてて、
うちの子が小さかった時のことを思い出して微笑ましい気持ちで見てました。
しかし、いくら子供と一緒の参加を受け入れてるとはいえ、ヨガのティーチャーズトレーニングは普通の人にも気力体力精神力が必要なトレーニングです。
テストが近づいてくれば、空き時間も自主練習をしないといけないし、休み時間はなるべく身体を休めないともたないので、
育児とトレーニングの両立は本当に本当に大変です

とはいえ、旦那さんからしたらトレーニング中は慣れない一人育児。赤ちゃんから目を離せず、おっぱいを欲しがって泣きじゃくる赤ちゃんと二人きりで、いくら目の中に入れても痛くない愛娘でも少なからずフラストレーションは溜まるものです。
と、いうわけで、トレーニング中はみんなで子育てに参加することを提案させていただきました。
再度言いますが、私自身、二人の子育てをしながら仕事をしています。
私たちは私たちの方針で子供を保育園に預けずに自分たちで育てながら仕事して来ました。
子供の一番大切とも言える乳児期を人に預けずにずっと一緒に居られるのはジョイ以外の何でもないし、
子供にとっても親の仕事を見て育つのは素晴らしいことです。
けれど仕事場に子供がいると、子供は母親に甘えたがりますから、仕事に集中するのは大変でした。
ですから自分の弟子や生徒さんたちでアシスタントとして手伝ってもらう方にはまず、うちの子供と仲良しになってもらって、
子供たちが我慢することなく、環境を楽しめるように
時に友達であり、時に兄弟であり、時に母となってもらっています。
人の子供に触れる機会の少ないこの世の中で、他人の子供の子育てに関わるというのは独身の皆さんにとっては貴重な経験です。
生徒さんたちには私の子供だからと言って遠慮する必要はないので、悪さしたら遠慮なく叱るようにも言いました。
そんな状態で、私は仕事をさせていただいています。
なので私の子供たちと同様に、「Aさん(生徒さん)の赤ちゃんにも関わってくださいね」
と、お伝えしたところ、一人の生徒さんから懸念の声が上がりました。
「他人に子供を触られたくない人もいるのではないでしょうか?」
というものでした。
たしかに、そういうのありますよね。
特に日本のお母さんはとにかく除菌・抗菌

自分の子供に向かってくる他人に除菌スプレーでも振りまきそうな勢いのお母さんもいます。
かくいう私も一人目のときは手を洗わないで子供に触られることに抵抗を覚えました。
特にタイ人は赤ちゃんが大好きなので、知らない人でも遠慮なくベタベタ触って来ますから、最初は神経質になっていましたが、私の方にもだんだん抗体がついてきて
二人目の現在、完全野放し状態になっています

(先日、次男は庭にある魚の入った水盆の水を飲んでいて
そのときは流石に焦りました。けど平気でした^^;)

お陰で次男は人見知りゼロ。
女の人がいたら見境なく抱っこをせがむので、知らない人に連れて行かれないか心配になる程です。
Aさんはうちのワイルドな子供たちほどではなくても、ほどほどにやりたいとおっしゃっていて、それで少しずつみんなで関わり始めました。
それでこんなことがありました。
キッチンスタッフのMちゃんが「ほのちゃん(赤ちゃんの名前)見てましょうか?」って旦那さんに聞いたら、断られたそうなんです。笑
旦那さんからしたらキッチン忙しいのにって遠慮したのかもしれないし、
それより何より彼からしたら、ちょっとくらい重くても、大変でもなんでも可愛い愛娘といたいわけですよ。
どうしても抱かせてくれとお願いされるならまだしも「大変でしょうから見ますよ」と言われて「じゃあお願いします」なんて言うわけない。
親心ですよね

人がいればいるだけ、思惑がある。
本当に日々気づきの連続です。
そんなこと言いながら一週間すぎて二週間すぎて
最初は人見知りで親から離れるとギャン泣きしていた赤ちゃんも
気づけば誰の膝でも普通に居られるようになり、
最初はつかまり立ちがやっとだったのに、
歩行器を自由自在に乗りこなし始め、
お兄ちゃんたち(うちの子達)のオモチャを物色して遊ぶようになり、
そしてなによりグラウンディングして来た。
この世よりも別次元を見ていたお目々が、目に力が入ってきて、しっかりとこの世を見始めました。
子供の成長って楽しくて、ちょっと寂しいけれど
、やっぱり嬉しいものです。
ティーカッププードルのように一生このままではいてくれないから、
一瞬一瞬が宝物。
成長しなければそれはそれで心配だけれど、
あまり急いで大きくならないで欲しい。。。
複雑な親心ですね。
ほのちゃん、Jさん、Aさん、
家族の大切な大切な時間を共に過ごさせてくださってありがとうございました。
赤ちゃんと過ごす時間は本当に貴重です。
その神聖な時間をヨガのティーチャーズトレーニングの最中に感じられる、素晴らしい第3期でした。
ご参加の皆さんも本当にありがとうございました

そしてこの場を借りて、手伝ってくださる皆さんにも感謝させてください。
いつも本当にありがとうございます

最後まで読んでくださってありがとうございました

愛と光をこめて✨
長谷川陽子