ウチで働いてくれているスタッフのホンさん。
ものすごく働き者で、敷地内ピカピカにしてくれます。
たまに私たちの寝所の掃除もお願いしています。
洗濯物も洗ってたら干してくれます。
なんですけれど、、、
正直、自分の身の回りのことをしてもらうのが恥ずかしくて。
子供がすぐに物を引っかき回すのでとにかくすぐに物が散乱します。
ある程度片付けてから掃除してもらうのですが、それでもプライベートの空間を他人に知られるのは恥ずかしいもので、
「キレイにしなさいよ」
とか思われてたらどうしよ〜^^;
って恥ずかしく思ってました。
他人に触られるの恥ずかしいなら自分でやりなさいよ
って話なんですけど、
本当にその通りなんですけど。
私がチャチャッとする掃除と
ホンさんが徹底的にする掃除じゃ
気持ち良さのレベルが全然違うんです

長期滞在のホテルに清掃が入ると気持ち良いじゃないですか。
私がする掃除は、
お風呂入りながらチャチャッとトイレと浴槽を磨くとか、浴室出るときに床の髪の毛をとるとか、
起きたら掛け布団畳んで、必要に応じてシーツ取り替えてみたいな、
要所要所でポイント的にやっつけで掃除をするのですが、
ホンさんの掃除は
私たちが部屋にいないときに
隅から隅までペッカペカに磨き上げてくれる掃除なのです。
気持ち良さがもう、全然違います✨
年末の大掃除の清々しさが頻繁にやってくるわけです🌈
お手伝いさん最高!!
…と思いつつも。。。
罪悪感もあり続けてました。
日本で住んでたら自分でしなければいけなかったのに他の人にやってもらってることに、なんとも言えず罪悪感を感じてしまっていました。
洗いざらしの清潔なシーツとか、髪の毛一つ落ちてない床とか、磨き上げられた鏡やガラスを自分の労働力なしに誰かがやってくれるってまるでホテルじゃないですか。
私のような庶民がこんな贅沢な暮らししていいのか⁈という罪悪感と、
(先ほども書きましたが)「だらしないわねとホンさんに思われていたらどうしよう」という羞恥心が
ない混ぜになって私に複雑な気持ちを抱かせていました

(人間ってのは面倒臭い生きものです!)
それでそんなある日。
日中ホンさんに部屋の清掃をしてもらって、
その日の夜、
子供達をお風呂に入れようと思って浴室に入りました。
その瞬間、私と大悟の目がパッと見開かれました。
シャワーカーテンがピカピカに洗われていたのです🌈
シャワーカーテンが水垢でどんどん黒くなってきててなんとも気持ちよくなかったのです。
シャワー浴びてるときに軽く洗ったりしてたのですが、付け焼き刃的にこすってもあまりキレイにならなくて、
(私がシャワー浴びてるときも一歳半の次男がドアの外で泣きながらドアを叩いてプレッシャーをかけてくるので、おちおち風呂にも入れない、そんな状態です。笑)
もー捨てて新しいの買おうと思っていました。
そしたら突然水垢で黒いシャワーカーテンが新品のようにキレイに蘇っていたのです。
「わぁぁ✨ホンさん!!」
思わず声に出して喜んでいました。
大悟も目をキラキラさせて
「わぁぁキレイだねー!!」
って。
ここまでキレイにするためには一度シャワーカーテンを取り外して洗ったに違いありません。
まず、私は背が低すぎてレールに届かない。笑
レックに頼むか脚立持ってこないとこんな芸当はできない。
そしてそんな手間暇かける時間は私にはない。
それらの理由から最初から洗うという発想はなかったので、
けれど気に入っているシャワーカーテンだったので、
もー感動でした✨
ホンさんからしたら給料をもらってるから仕事をこなしてるにすぎません。
私は私でくだらないこと考えてないで
ちゃんと自分の仕事をこなして
ホンさんに給金を払うことの方が大切です。
そこに雑念はいらないです。
いるものがあるとすれば
それは感謝の気持ち。
やってくれることを当たり前と思わずに
ホンさんにいつも心から感謝することが大切だよなと思いました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子