夜、大悟とちーちゃんをお風呂に入れる前。

大悟が変顔をしてちーちゃんを笑わせていました。

この流れに乗るか乗るまいか考えた末、

「じゃ次お母さんね!」

と言って乗ってやりました。

すると大悟が突然、私の後ろから抱きついてきて、ほっぺに何度も何度もキスをしてきたのです。

「ど、どうしたの?」

と聞いても、何も言わずにただただ何回も何回もキスをしてくるのでした。

そっかぁ。。。

魔法学校の2週間という長い間、こうして一緒にふざける時間はなくて、むしろ「早くしなさい早くしなさい」と眉間にしわ寄せて、叱り付けてばかりでした…^^;

「…(おもろバージョンの)お母さんのこと待ってたの?」

と聞いてみると

「大悟、お母さんのことずーーっと待ってたよ!」

と言う返事が。

そっかぁ。待ってたのかぁお願い

魔法学校は私にとっても真剣勝負。

2週間24時間体制で真剣に取り組み続けているので、おかんの気迫が子供にも伝わり、子供も知らず知らずにストレス感じててもおかしくありません。

いつもは一緒に歌ったり踊ったり、探検したり、ヨガしたりしているのですが、

魔法学校中は完全にそっちのスイッチオフでした。

そのぶん、私の弟子が(ありがたい事に)大悟とチサトを見てくれるのですが、自然とワガママになっていて、弟子が大悟に困らさせられてるのを見て、私も叱る言葉がキツくなっていました。



通常だったら、愛されてる矢印が自分に向けられてるから指摘も受けられるけれど、愛の矢印が向けられてなくて指摘だけされて聞けるほど子供は大人ではないので(変な日本語。笑)、自然にワガママになっていってたわけですね。


大悟は叱られ続けて、目に見えて不貞腐れていってました。

お母さん不器用でごめんなーえーん


けど、、、

それはそれとして。

働かなきゃいけないわけよ真顔

「もしお母さんが働かなかったら、お父さんは外で働く人になっちゃうよ。

お父さんが全然家にいなくていいの?」

と、私が言うと

「いやだ。」と、大悟がひとこと。

そうでしょー。

「お父さんとお母さんがずーっと家にいてずーっと一緒に過ごせるウチは(…大悟の学校にはそういう家庭沢山あるけど、日本では)珍しいんだよ。

それかもしくはバンコクか日本に住んで、

このおうち無くなっちゃってもいいの?」

「いやだ。」と、大悟がまたひとこと。

そうでしょ。

お父さんとお母さんだってこの生活素晴らしいと思ってるんだから。

お父さんとお母さんと大悟とちーちゃんと4人で楽しく暮らすためには!

お父さんとお母さんがお仕事中は静かに待ってる。

…って話になったのですが、

途中までは理解してもらえたけれど、最後の「静かに待つ」という部分について承服してもらえず。笑

そもそもよその家と比較しても、よその家知らないし!4歳の子供の理解力の限度を超えていますよねきっと^^;

けど、良い流れはつかめてましたので、

きっともう直ぐ理解することでしょう^ ^

基本は素直な子だからね^ ^  

それにしても大悟の仕草や言葉遣いがなかなか秀逸なので、9月連れて行ってみんなに会わせられないのは本当に残念です。

私もこんなに長い時間あの子と離れるのは生まれてはじめてなので、耐えられるか心配です。

が、それと同時に「会わない時間が2人を育てる」と信じているわけです^ ^

最後まで読んでくださってありがとうございました✨

愛と光をこめて💕

長谷川陽子