今日は弟子のO子が日本に帰国するので、
レックが空港まで運転してくれて
ついでに空港で朝ごはん食べようということになりました。
そこでの出来事。
ファーストフードのカウンターでオーダーをしようとして並んでいると
目の前にフランス人のファミリーが並んでいました。
お父さんとお母さんと大悟と同じくらいの大きさの男の子たちが3人いて、
男の子2人は自分の食べ物を選んでいるのですが、
1人が床に座り込んでソッポを向いていました。
お母さんはフランス語で床の子供に何にするのか聞きましたが、子供は食べないと言ったのか何なのか、とにかく注文しないので、お母さんは眉間にシワを寄せて困り果ててしまいました。
お母さんは腕を腰にあてて子供に何事か言い始めました。
それをはたから見ていた弟子のO子が「なんだか海外のドラマみたいな怒り方ですねー。」って感想を述べました。
私ら完全に他人事だったので、私も「そうですねー」ってノンキに返事しました。
さらにO子が「あ、けど、ようこ先生も大悟に怒った時やってるわ。ねぇレックこうやってやってるよね。」と、腕を腰にあてました。
レックは日本語でO子に言われて分からなかったので、私が通訳して私も腰に手をあてました。
そしたらレックがそっけない返事をしたので、その話はそこで終了となり。
そのあとにご飯食べてる時に私が「さっきのフランス人ファミリー可愛かったですねー。それにしても子供3人はお母さんも大変だわ。」って蒸し返すと、
レックが「あれは良くないよ。」って一言。
あれ?
すぐに分からずに、素直に
「あれってどれ…^^;」と聞いてみました。
「人の仕草を笑ったこと。本気で怒ってるのに失礼でしょ。」
た、、、確かにーーー

そこ気づかなかった





っていうか、気づかなかったどころか
なんなら「あれはやるべきじゃない」っていうレックの言葉を聞いて「ん?人前で叱っていたお母さんのことか?」とトンチンカンなことすら考えていました。
それにしても、
言うこと聞かない子供って本当にやっかいです

公衆の面前だろうが、親が本当に困ってようが、全くお構いなし。
テコでも動かず、無理やり動かすと金切り声をあげたりし出して、本当に腹が立ちます

フランス人お母さんがもし、そんな余裕ゼロ状態で超キレてたとしたら、それを笑われてたとしたら、なんて酷いことしたんだ

(多分そこまでじゃないと思うけれど、どのくらいキレていたかが問題なわけではなくて、気づかない自分が問題なわけです。)
相手の気持ち全く考えてなかった

本当に反省です。
しかし!実際はですね!
O子が腕を腰にあてた時に「ん?真似したらいかんのでは?」とチラーリと一瞬、ほんの一瞬遠くの方で思ったんです

けれど、昨日から私たち夫婦が大悟に対してお叱りムードだったから、なんとなく和気あいあいとしておらず、会話がなくてシーンとしてたので、気を使って話題提供してくれたO子に私も自然に気を使う方向に流れていってしまった。
つまり、打ち消してしまったんです

(これ、自己弁護じゃなくて、気づいてたのに流れを止めなかった自分の責任と言っています!)
まだまだ修行足らんわー!!
そしてこういう時にすぐに謝れるかどうかも大切です。
私はすぐに「ごめんなさい」と謝りました。
O子も慌てて私に続いて「ごめんなさい」と謝りました。
首根っこ掴まれた時に、知らんぷりする人いるんです。
自分がやっちまったことの恥ずかしさにいたたまれずに、自分矢印になって、言ってくれた人へ気持ち向けられない。
それは成長できる人の姿勢ではありません。
せっかく言ってくれた人はこちらが受け取らなければ、嫌な気持ちになるのにわざわざ指摘してくれたのに言い損です。
相手への気持ちがなければ「この人は言っても変わろうとしないからもう言うのやめよう」と思うでしょう。
過ちを認められる人は、相手への感謝を知っています。
そう言う態度を示せば、相手はまた自分が気づいてない気づきを教えてくれるでしょう。
私たちが謝るとレックは「僕じゃないよ。可哀想だったのはお母さん。」って言っていました。
心の暖かい人だなぁと思いました。
気づこうとしていても気づかないことの連続。
だからこそ教えてくれる人は大切な神様です。
例え耳に痛い事でも、苦言を聞けると成長できます。
相手が攻撃的な態度だから受け取れないと思っていたら成長のチャンスを逃すと思って生きていれば、私たちはまだまだ成長し続けられるものですね^ ^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて

長谷川陽子