一昨日のこと。

大悟に夕飯の洗い物の手伝いを頼みました。

私が洗剤で洗って、大悟がすすぐ係です。

以前だったら、水遊びし始めて、あたりをビショビショにするだけだったので、手伝いになりませんでしたが、

この時はちゃんと水を流して干すことが出来ました。

水にさらすだけだったので「ちゃんとこすって流してね」と言ってみたら、それも言われた通りに実行できました。

「見てレック!大悟がお皿洗ってる!!」

それを見に来たレックも、

お皿の一部に残った泡を指差して教えたり、乾かす時のお皿の向きを教えたりして、息子の成長を静かに喜んでいました。

しかしそれもつかの間。

私たちの喜びをよそに大悟は明らかに飽きだして

お皿やお鍋やフライパンを重ねて要塞を築き始め、そこに水を降り注がせて遊び始めました。

こうなってしまうといくら言っても遊びをやめません。

そこで「じゃ先に終わった方からアイス食べよう。お母さんもうすぐ終わるー。」と言って、ヤル気を出さることに。

大悟が数日前にジュースを冷やし固めて作ったアイスですが、私の許可がないと大悟は食べられず、暑い国ですからアイスほどの褒賞はありません。笑

目の前にアイスをぶら下げられた息子は

スプリンターをつけられた競走馬のように一心不乱に洗い物を片付けはじめました。

洗い物を無事終えて、冷凍庫を開けると。

大悟アイスは3つありました。

イチゴジュースとコーヒー牛乳を固めたのがあるので、どっちにするのか聞いてみると

大悟が「大悟はこれ、お母さんはこれ。一緒に食べよう。」と言ってきたのです。

お、お母さんにもくれるの⁈⁈

人に分け与えるなんてことがいつの間にできるようになったのか!!

母感動です。

「じゃあお母さんのぶんは大悟にあげるから明日食べてね。」

と言うと

「え‼︎お母さんのアイスを大悟にくれるの⁈」

と大変驚いて聞き返してきました。

「うん、いいよ。大悟のアイスを今日食べて、お母さんのぶんのアイスは明日食べなよ。」

ともう一度言うと大悟が

「…うれしい」

と一言。

「ん?」と聞き返すと

「お母さんが大悟にアイスくれた。うれしい。」ともう一度。

私も「お母さんも大悟がお母さんにアイスくれてうれしかったから、大悟アイス好きでしょ。だからあげるよ。」と言うと(もともと大悟のなんだけどね。笑)

何度も何度も

「うれしい…」

って連呼していました。

カワイイなぁぁぁちきしょうめ!!

子供って知ってる言葉をより集めて話すから、大人が使わないような表現方法を使うのですね。

なかなか新鮮で、そして気持ちがダイレクトに伝わってきて、胸がほっこりしたのでした^ ^
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最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子