チェンマイでリトリート施設をやっているのは
日本人の方に向けてヨガを発信する場所を海外に作りたいからでした。
日本の中にいると
外側の視点が持ちにくいので
その意味での海外です。
しかも同じアジアということで親近感を持ちやすい東南アジアのタイ^ ^
長く海外に住んでいると、日本の情報に疎くなっていくので
新しいもの好きでどんどん移り変わる日本人の流行り廃りが全くわからず、浦島太郎のようになっていくことに若干の不安も感じるのですが
逆を言うと流行が見えないぶん気にしないでいいっていうこともあって
余計な雑念を浮かばせずに
心静かに学びを深める毎日です。
最初、リトリート施設を作るときに
「人里離れた大自然の中」か
「人々が生活するチェンマイの街の中」
どちらかで迷ったのですが、
自然の中のリトリート施設って沢山あるじゃないですか。
そういうのも憧れますし、絶対気持ち良いの分かってるんですけれど、
オンオフに使うのではなくて、生きる智慧を得に来て欲しいなと思ったのです。
全てをカットして絶対的なオフの状態は
修行としては素晴らしいですけれど
修行してない人にとっては
夢の中になりかねないです。
リトリートは現実逃避の場ではありません。
バカンスではなく
良く前進するための促進力となる学びの場です。
街の中は人が生活していますから、
人と触れ合う機会が沢山あります。
この世は人から学びを得るように出来ていますから、相手にどのように接するかが大切で、そこから得る学びは何より貴重です。
となると大自然の中より生活の中の方が沢山の学びが得られるし、
日本と似たような状況を想像しやすいので
日本に帰ってからも活用しやすいのではないかと。
そんな考えでチェンマイの街中になったのでした。
今回のリトリートでは、その辺の意図が上手く伝わったのではないかと思われます。
それを上手く仕掛けてくれたのが何を隠そう
馬路春菜ちゃん

今回のリトリートは、他のリトリートに比べて
全体的に時間に余裕を作っています。
いつもは2泊3日もしくは3泊4日なので
内容も詰め詰めにしないとならず、
忙しくて休む暇がないのですが
今回は4泊5日だったので、時間的に余裕が作れました。
ヨガのプラクティスの時間、サットサンガの時間、お散歩やマッサージなどの自由時間がそれぞれしっかり取れたお陰で、
一つ一つのことを自分の中に落とし込んで吸収する余裕が各人あったのではないかと思います。
私自身も、めまぐるしくならずに済んで
冷静に構えることが出来、
今必要なことを丁寧に行えたのでした。
それというのも
馬路春菜ちゃんがゆったりとしたスケジュール組みをしてくれたおかげです。
環境と参加者とを見て、
最善の形を作り上げる彼女のセンスと視野の広さに脱帽ですし、
日本に住んでいるからこそ感じられる
感覚もあると思うので、
一緒に仕事させて頂いて本当に学び深いです。
日本人の方はとにかく時間がないので
なかなか5日間のリトリートは実現しなかったのですが、
今回、馬路春菜ちゃんが決行してくださり
私もまた一つ新たな確信を得ることが出来ました。
チェンマイの人々が暮らす街中でリトリートを行うことの意義。
ぜひ体感しに来てください^ ^
馬路春菜ちゃん本当にありがとうございました。
(大悟と千悟の面倒も見てくれてありがとうございました
)

そして今回ご参加の皆様もお忙しい中、時間を作って来てくださって本当にありがとうございました。
素晴らしい出逢いに心から感謝いたします^ ^
また会ってくださいね^ ^
最後まで読んでくださってありがとうございます。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子