タイでは男性が成人したら一生に一度、仏門に入ります。

レックも若い時はヤンチャだったけど、仏門に入って仏に学んでから180度人生観が変わったそうです。

それでしばらくしたら還俗する (仏門から出て普通の生活に戻る) のですが、

そのまま還俗せずに仏に一生を捧げると決めて、本格的に僧侶の修行を始める人もいるわけです。

「なんで還俗するって決めたの?」とレックに聞いてみました。

するとレックはパワーの大きさと重さについて話してくれました。

僧侶は人から僧侶になって「人にあらざるもの」。つまり人ではない存在になります。

人ではない存在。

つまり「神とつながった領域の存在」となるのです。

(神の領域とダイレクトにつながった存在がこの世にいるって凄くないですか⁈考えただけでテンションが上がります^ ^)

そして仏の教えに則って、

世界を1つの方向に導いて行くわけです。

その方向とはどこか?

それは「苦しみのない世界」です。

(因みにキリストはこの世に楽園を下ろそうとしています。突き詰めるとつまり同じことです。全ての聖なる者は神の法則に則っており、向かう方向は1つなのです。)

僧侶は普通の人よりパワーを持っています。

それは修行によって強化されて行くのですが、

そもそも僧侶という存在になった時点で自覚のあるないに関わらず

パワーを持っているのです。

僧侶が祈れば強いエネルギーとなります。

また逆に僧侶が悪さをすればそれも強いエネルとなるのです。

さてところで、僧侶は227の戒律を守らねばならないのですが、

その中には知らず知らずのうちに破ってしまうような物もあるそうです。

(例えば小さな虫を踏んでしまうとか)

仏教の目的に「輪廻転生の輪から抜ける」というものがあり、

これがザックリ説明すると

悪い行いを沢山していると、悪い業(ごう)がどんどん溜まって

いつまでも輪廻転生終わりませんよ。

という話です。

僧侶は良いエネルギーも悪いエネルギーも倍にする存在なのであれば、

業(カルマ)もまた倍なのです。

つまり僧侶は自分が罪を犯してしまわないように氣を配り続けて生きねばなりません。

想像しただけでも大変な話です!!

というわけでパワーの大きさと重さを知ってこの世に還ってきてくれました^ ^

そんな経験を人生で経験できたら、それは素晴らしい糧になりますね。

私からしたらレックから学ばせてもらえることが沢山あって本当に有難い人生です。

生活を共にしているので日常に散りばめられた沢山の気づきから日々学ばせてもらっています。

これも神の采配。

仏様の粋なはからいに魂から感謝いたします^ ^
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最後まで読んでくださってありがとうございました^ ^

愛と光をこめて🌈

長谷川陽子