ぬかるみの話から、脳内のインドの記憶の引き出しが開いております(笑)

もう10年も前のことになりますが。

バラナシからネパールのカトマンドゥに行きたかったのですが、当時は電車やバスを乗り継いで行くしか方法がなく。

インドにやられまくっていた私は、ここから更に気力体力を奮い立たせられずにバラナシで沈没しておりました。

そんなある日、カトマンドゥに直接向かうバスが今朝出ると突然聞いて、これを逃したら更に沈没し続けることになるぞと即決断してバスに飛び乗りました。

ところでインドで旅をしていると、排泄が調整出来るようになります。

長距離の移動では、突然トイレに行きたくなってもすぐに行けないことがしばしばです。

例えば、満員電車で10時間以上耐え続けないといけないこともあります。

電車の中にトイレはありますが、満員の車内で移動するのは至難の技でトイレに行けないこともしばしば。

荷物なんか背負ってたら身動き取れませんし、

そもそもトイレの中にも人が入り込んでて、その人たち追い出して排泄することは出来ず、となるともう我慢することになるわけです。

なのでもしお腹を下していてトイレが近い時は旅はできません。

そういう時はお腹の調子が良くなるまでスティ。

インドの旅は時間がないと出来ないのです。

不思議なことに人間の身体はよくできていて、そんなことやってると排泄も自由自在になってくるから本当に不思議です。

それでカトマンドゥに行く国境越えのバスは、到着まで12時間くらいかかります。

トイレ休憩が一回くらいしかなくて、そのあと国境に一泊してカトマンドゥに入ります。

…のですが、、、

休憩時のトイレがなかなかエゲツなかった。



ドラえもんに出てくる、のび太たちが遊ぶ空き地にあるようなコンクリートの土管が縦半分に切って地面に埋められてるんです。

その土管の穴?窪み?に板が渡してあってそこに立って土管の中に排泄します。( 表現が難しい^^;伝わりますかね^^; )

土管が少し斜めに傾斜していて、排泄物は土管の一番下に流れてきて、土管の下にある小さな溝から小川へ流れて行くという仕組みです。

それはいいんですけどね、

この場合の問題は

野ざらしでお尻が後ろから丸見えなんです。

え。ちょっと待ってよ。

私、大きいほうなんだけど。

って、大きさは関係ないのか⁈

てか、何かのプレイですか⁈

ここ監獄?

何故にこんな目に⁈

アフリカでモンバサからタンザニアに向かうスピードバスで突然もよおして、バスを止めてもらい野原で用を足した時に、乗客全員(オッさんたち)が身を乗り出して口笛吹いたりして囃し立てられたことがあり、その時は傘で隠して用を足したのですが、

ネパール行きのそのバスの乗客のインド人たちは全員無表情。

因みに女は私だけでした。

この国では排泄行為は見られても恥ずかしくないのか?と感覚が麻痺するくらい全員無表情でした。

私が排泄したかどうかはいいとして(笑)

バラナシからカトマンドゥへの国境越えのバスに乗る際は

傘を一本持って行くことをオススメします。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて🌈

長谷川陽子