もしも、誰かに機嫌悪い顔で何か指摘を受けて、嫌な気分になっているとしたら、このように考えてください。
相手の問題と自分の問題は別のところにある
と。
自分に直すべきところがあるとして
けれどそれを言ってきた相手の態度が気になる場合、2つのシチュエーションがあるかと思います。
1つはハナから相手の意見が受け入れられない場合。
この場合人は相手に
「人のこととやかくいう前に自分のことちゃんとすれば?」
と、拒否反応を示して、あなたの言うことは聞かないという態度で返します。
もう1つは相手の言うことは聞きたいけれど相手の態度が気になる場合。
「優しく言ってくれればいいのになんでそんな言い方するの?」
と、相手の厳しい態度や眉間のシワが気になってしまい、指摘そのものに集中ができません。
これは一見見え方の違う2つの事例ですが、結局両方とも同じことで、
相手は関係ありません。
外側の誰かが言ってくれる言葉は全てギフトです。
「この人のいうことは聞けるけれど、この人のいうことは聞けない」と、相手を選んでいる人は世界を狭めて成長のチャンスを逃します。
物質界の世界はあなた中心に回ってるわけではありませんから、王様のように全ての人があなたにご機嫌伺いしてくれるわけではありませんよね。
相手を選んで自分に優しくしてくれる相手しか好まなければ、偏屈な頑固爺さんのように付き合いにくい人間になっていきます。
もう一度ここで考えていただきたいのは、
「相手の問題と自分の問題は別」だということです。
あなたに何か指摘をくれた人は
完璧な人じゃないかもしれません。
人として未熟な人かもしれないし、
褒められるような人じゃないかもしれません。
または、
ただ単に顔が怖い人だけの人かもしれません。
相手はあなたに良くなってもらいたいと思ってるか、
嫌味を言っておとしめてやろうと思ってるか、
そういうことは関係なく、
誰かが自分に指摘をくれたらそれはギフトです。
子供の時は色々言ってもらえますが、大人になると誰も何も言わなくなりますよね。
大人には尊厳もあるし、子供に比べて言いにくくなります。
なので大人になると言われなくなります。
例えそれが正されるべき行為であっても指摘されないことも出てきます。
それで増長して
ワガママな人はワガママ放題だし、だらしない人は散らかし放題だし、口が悪い人は悪口放題になっていき。。。
もしかしたら、後ろ指を指されていても気づかないということもあるかもしれません。
人の話が聞ける人は成長し続けられます。
言われるうちが花。
打っても響かない鐘は、見向きもされずに誰からも打たれななるだけです。
ですから
相手の問題と自分の問題は別と捉えることが大切です。
相手のことは置いておいて
自分の成長について考えましょう。
もしだれかに指摘されて自分の気分が害されたとしたら、(言い方、指摘そのものどちらでも)
それを言ってきた相手が成長しないからって言って、自分の成長を止める必要はありません。
「相手の言い方が改善されないからと言って、自分も改善しない」という考え方はナンセンスです。
相手の問題は相手に任せておいて
自分の問題を改善しましょう。
そうやって見始めると
「優しく言われたんじゃ聞かない自分がいるから、この人は厳しい役として私の前に現れてくれたんだな」
ってことにも気づき始めます。
そう考えると、相手の態度は全く気にならなくなってくる上に
感謝の気持ちまで湧いてくるから不思議です^ ^
ということで、ギフトを受け取って成長し続けられる自分でありましょう^ ^
最後まで読んでくださってありがとうございました💕
愛と光をこめて✨
長谷川陽子