パイで魔法学校を行なっている最中、

旧知の友人に千悟のベビーシッターとして参加してもらっていました。

彼女が困ってよく口にしていたのがアリのこと。

蟻です。

食べ物や飲み物を置いておくとどこからか蟻がやって来て大きな行列を作るのです。

そのため、彼女が毎日部屋のゴミをまとめて、ありが来ないように綺麗にし続けてくれました。

有難や有難や。

とろこで、私自身タイに住んでるので、

何気にその感覚忘れてました(笑)

チェンマイのウチのキッチンも

バンコクの実家のキッチンも

普通に蟻が人の生活スペース内を闊歩しています。

朝昼晩の残り物をちょっと油断して

置いておいたらソッコー蟻だらけなんてことはよくあることです。

戸棚に蟻の行列が出来ていて、「ナンジャコリャ、封してない食べ物あったかな?」なこともしばしばです。

最初の頃は神経質だったかもしれないけれど、最近はあまり気になりません。

それもこれも国土の6割以上がジャングルというタイの生活に慣れたからでしょうか。

例えば、タイの伝統的な家屋は高床式になっています。

それは古くから伝わる建築様式で、夜間にジャングルから出てきた獣から身を守るためだとか。

日本でも熊とかいるけど、熊に合わせて家作らないですよね。

タイには、自然と共存する姿勢があるわけです。

ところで、蟻の防止措置としては

水を張った深皿の中に皿を置いて堀のようにします。

そもそも外を歩いていて蟻の大群がいたら

避けて歩きます。

蹴散らして歩こうものなら噛まれるからです。

蟻に噛まれるとメチャメチャ痛いです。

そうして考えると、蟻の大群には人を動かす力があるわけです。

「千丈の堤も蟻の穴より崩れる」なんて言いますから、

蟻だからと言って軽視出来ませんね。

けど、蟻は優ハエとかゴキとかネズミに比べたらまだ全然いいと思うけどね。

わかったようなわからんような話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子