先日、原因結果の法則について少し触れましたので、今回は自分の出来事にあわせてご紹介してみたいと思います。

私は父に溺愛されて幼少期を過ごしたのですが、

私が中学生くらいから父が少しずつ家に帰ってこなくなり、

そのまま家に帰ってこなくなりました。

大人になってから

その原因が父の口から語られたのですが、

それはどうやら私の反抗期が一因だったようです。

当時の私の反抗期は、積み木くずし…ほど酷くはなかったと言いたいけれど、ほとんど変わらないはず。

(ってか、ドラマの内容詳しくは知らないけれど 笑)

父は私に会うと「お前は生まれた時から反抗期だった」みたいなことを笑いながら言っていましたが、笑えないくらい酷い時もあったのでしょう。

若い頃の私は、自分の中にマグマのようなエネルギーを抱え込んでいました。

それは制御できない怒りとして現れるので、私は自分で自分の感情を持て余していました。

若い時はエネルギーが有り余っているから、スポーツで発散させると良いなんてよくいいますが、そういうことなんだと思います。

(運動量の高いアシュタンガヨガも少年たちのためにクリシュナマチャリアによってはじめられたし。)

もしも、過去に戻って反抗期だった自分をやり直せるならと思ったりもしますが、

過去に戻るということは、現在の記憶を持った状態で戻ることは出来ませんし、

例え記憶を持って戻ったとしても、自分を制御する術を知らなかったわけですから、

つまりただ同じことが繰り返されるだけです。

これが因果応報。

原因結果の法則です。

この法則について考えはじめると

私たちの人生は今生だけではなくて、

過去世から繋がっていることに気づかざるを得なくなります。

ですから、私は私なのです。

わかりますかね。

今、「やっと気づける私」なのです。

つまり、あの時は「気づけない私」なのです。

もし、あの時に「気づける私」だったら、

(父が自分から去っていくことにも気づけるわけですよね。けれど、気づけたとしても自制が出来なかったわけだから、つまりそれが「気づけない私」なわけです。)

残念な話ですが^^;

ところであの時「気づける私」だったとして、自分をコントロール出来ていたら、人生が変わっていたでしょう。

人生に疑問もわかないかもしれないし、

ヨガにも出会わないかもしれないし、

私が今の私ではなくなるわけです。

原因結果の法則は行いの結果です。

そして、私たちは過去に作った運命を決定させる結果となる大元の原因を大幅に抹消して、将来の自分の人生そのものを好転させることが出来るのです。

反抗期の時の私は褒められた人間じゃなかったです。

あのまま腐っていったら、最悪な人生でした。

けれどヨガに出逢って、素晴らしい師に救われて、師の導きの元7年間解脱目指して一生懸命修行しました。

どうせクソみたいな人生だったから守るものは何もないと思って、死ぬ気でやりました。

その結果が今です。

万年反抗期だった私がヨガと出会い、

反抗期を抜けて、ヨガの先生となり、

素晴らしい旦那さんと出逢えました。

そして子供達に恵まれました。

見事運命を好転させました。

私は心の底から神様の存在を信じられるようになりました。

全ては今のための人生だったと信じられます。

そして、どん底に戻らないために、

真っ当な人間として生きようと決めて、

神様と約束して今を生きています。

道はずっと繋がっています。
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最近は長男のイヤイヤ期です。

つい子供とガチで喧嘩してしまい、

子供の時の親と自分を重ねて見ています。

子供ができるまで、私に親の気持ちはわかりませんでした。

父が出ていって、それが私の反抗期のせいと言われて、それ聞いてまた逆ギレしたい自分がいて。

私も息子が可愛いけれど、

わがままが過ぎたり、キレられたりすると、イラっとします。

それがずーっと続いて、逃げ出したくなる気持ちも理解できます。

父は私を心底溺愛していました。

それなのに離れていった。

離れたいわけないですよね。

今の私から見たらなるべくしてなった出来事でした。

原因結果の法則。

行いの結果です。

けれど、私たちは今に生きています。

未来は不確定です。

(未来から見た過去は確定されているから、未来から見れば全ては決まっているとも言えますが)

私たちには選択して行動することが出来るのです。

私が自分の行いを自分で決めることが出来るのです。

私は大悟を見ていると、本当に自分に似ているなと思います。
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とにかくエネルギーを持て余しているのが、よく見て取れます。

(そういう子供にはヨガが有効なんだけれど、やれと言われたことを素直におとなしくやるタマじゃないわけ。)

本当に自分を見ているようです。

同じだけれど同じじゃない。

私たちは未来に向かって進んでいます。

自分の経験を活かして、息子とガチで向き合って共に歩いていきたいです。

けど大悟よ、お手柔らかに頼むぜよ(笑)

そして、大悟と千悟。

私は心の底からあなた達を愛してますからね^ ^

人間だから感情的になってしまうこともあるけれど、私もレックも良い親になれるように頑張ります。

それでもどんな時でも、(父が私に言ってくれたように)あなた達を目の中に入れても痛くないということを知っておいてね。

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最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光を込めて✨✨✨

長谷川陽子