大悟を寝かしつけていた時のこと。

大悟はいつもベッドに入ってからも

はしゃいで、寝る時はスイッチが切れたように突然パタッと寝ます。
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この日もやはりはしゃいでいました。

そして、そろそろ寝るかなーと思っていると、突然大悟の頭から赤く縁取られた透明の幾何学が飛び出しました。

それは三角形を沢山重ねたような形をしていて、顕微鏡の微生物のような動き方で、前進していました。

それは大悟の実態(というのかな?)のようでした。

なんだか千と千尋の神隠しにでも出て来そうな陽気でいたずら好きなエネルギー体なのです。

ナンジャコリャと目で追っていると、そのエネルギー体は目の前の壁に向かって行きました。

そしてそのエネルギーが触れた瞬間に壁も同様の形の幾何学で埋め尽くされて、せわしなく動き始めました。

(大悟のエネルギー体は赤いものでしたが、壁のエネルギー体は白く透けてました。)

壁は既に壁じゃなくなっているので、目の前に壁はなくて、無数の幾何学体がウジャウジャ動いているものの、空間が広く開け放たれていて、いつもの部屋とは全く様相が異なっていて、とても不思議なことになってました。

赤いエネルギー体はそのままどんどん上昇していき、見えなくなって大気に溶けていきました。

大悟はとっくに深い眠りについています。
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赤いエネルギー体が空に遊びに行った時に、スイッチオフしました。

子供って面白いなぁ^ ^

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そんなもん見ちゃったもんだから、朝ちゃんと戻ってるか少し心配でしたが、いつも通り普通に朝寝坊の大悟なのでした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。


愛と光をこめて✨

長谷川陽子