すごく感動した出来事を言葉にしてみた途端、
陳腐になってしまった経験ってありますか?
自分の中では美しいのに、外側に取り出した瞬間に輝きを失ってしまう。
これがほとんどの人です。
自分の中の世界を損なうことなく、
絵でも歌でも言葉でも、
上手に表現できる人が表現者と言われる人々なわけですが、
普通の人はそんなことを大切だと思って生きていないので
この能力に長けていません。
ところで、
ヨガの世界では「この世は幻」と言います。
つまり我々は見たい世界を見ているのですが、
この世が幻なのであるならば
何故、自分の思った通りにいかないのでしょうか?
それは外側の世界と内側の世界がズレているからです。
自分と世界とのズレとでも言いましょうか。
あなたが認識している世界は真相とは異なっているということです。
何故ならあなたは曇ったガラスで世界を見ているから。
私たちの内側には宇宙が広がっています。
外を知りたければ内を見ればいいし
内を知りたければ外を見ればいいのですが、
正しい見方が出来ていなければ、
本当の姿は見えてきません。
正しく見ているかどうかを知る1つの方法として
表現があります。
言っていることを聞けば
その人が真理と繋がっているかどうか
簡単にわかります。
ズレていたらズレに気づいて
軌道を修正すればいいだけなのですが、
ここで変にプライドが働くと
どんどん変な方向に向かっていってしまうということもあるから厄介です。
集中するべきは
真理とつながることであって
自分が人からどう見られているかではありませんので、注意が必要ですね。
とにかく話をまとめますと。
自分の内側に広がるイメージが上手に表現出来るようになる
↓
意図を意図的に取り出せるようになる
↓
創造のエネルギーが発動
↓
具現化
と、なるわけです^ ^
「自分の内側に広がるイメージが上手に表現出来るようになる」っていうところがまず大切で、
思ったことそのまま言えるようになるって話じゃありません。
「世界の全てに聖を見て神聖さを表現出来るようになる」って話です。
これは良いけどあれはダメって
優劣つけたり、善悪でしか物事見れない時は
難しい話となりますから、
まずはそこからです^ ^
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子