どんな本がオススメですか?

どこで勉強すればいいですか?

時々聞かれるのですが、

私が言いたいのは読みたい本を読みなさいってことです。



例えば自分の師たちのルーツである「あるヨギの自叙伝」などはオススメし続けています。

この本については十年間勧め続けているので、私から聞いたことがある人も多いと思いますが、

何回も勧めてるのに、読まない人は読みません(笑)

まず、分厚いし、値段もそこそこするという物質的な理由が立ちはだかるわけです。

そしてここ数年、本の著者であるパラマハンサ・ヨガナンダの英映画が上映されたりして巷でも著書の話が持ち上がって来たりして、「そんなにいいのか」と意を決して本を購入したものの、

その分厚さに圧倒されてなかなか本が開けないわけです。

(そういう人たちのために魔法学校やRYTでは参考図書にして、少しでも読むように促しているわけですが、特に活字が苦手な人にはなかなかのハードルらしいですね 笑)

それでもなんとかかんとかやっと開いて読み始めてみたものの、遅々として進まない。

読むと眠くなるから、眠れない夜にピッタリ。

…みたくなっちゃったりして。

そうなったらもう本末転倒ですよね(笑)

人には人との出会いのタイミングがあるように、

本との出会いのタイミングもあるわけで。

1つのことにスタックしていると、

他のことに目が向かずに、サインを見逃してしまうということは往々にして起こります。

読めない本は一回置いといて、

読みたい本を読めばいいのではないかと思います。

それこそ、漫画からだってメッセージ受け取ろうと思えば受け取れるわけです。

「立て!立つんだ!」

「諦めたらそこで試合終了」

とかね。

結局、本人が良ければなんでもいいのです。

けれど、1つだけオススメしておくとしたら、

聖典と言われる本を身近におくことをオススメします。

この場合、宗教は関係ありませんから、

自分が置きたいものを置いたらいいと思います。

たとえ全て読めなくても、

そこには真理の叡智が詰まっています。

自分が煮詰まってしまった時、

怖れや怒りや妬みなどの湧き上がる人間的な感情に我を忘れそうになる時に手にとってください。

そこにはあなたを真理と繋いでくれる、

霊性に繋いでくれる言葉があることでしょう。

と、いうことは逆を返せば、あなたが人間的な感情を持っているからこそ、本から気づきを得られることが出来るとも言えるのです。

あなたに人間的な感情がなければ感銘を受けることも難しくなっていくでしょう。(更に崇高な真理とは感情とは別のところにありますが、それはまた別の話として。)

本は勉強するためだけのものではなく、

そのように使うことができるのです。

サンスクリット語やアサナをどれだけ覚えているかより大切なことがそこにはあります。

もっと大切な魂とあなたをつなぐ言葉を探してみてくださいね^ ^

最後まで読んでくださってありがとうございました。

愛と光をこめて✨

長谷川陽子