当初の予定は昨夜飛んで、チェンマイに一泊して、今日の日中にバンコクに戻るつもりでしたが、
昨日はロイクラトゥーン。
一年で一番チェンマイに観光客が集まる日だったので、飛行機は全て売り切れていました。
仕方ないので、今日の朝一番の飛行機でチェンマイ入りすることに。
いつもは車で約10時間かけて移動するのが、飛行機ならたったの1時間のフライトであっという間にチェンマイに到着!
飛行機凄すぎる✨
ところで前々回、ショッピングに関してのバンコクとチェンマイの違いについて感じたことを書きましたが、今回の話はその話の続きです。
バンコクから瞬時にチェンマイに移動したので、そして空から2つの都市を眺めたので、なんだかいつもより色んなものが見えたのです。
バンコクを飛び立ってすぐは、ビル群が建ち並び、どこの都市でも見られる光景なのであまり感動も覚えず、私はさっさとデスクワークに没頭し始めました。
(飛行機の上って集中力が増す気がして、色んな仕事を持ち込むのが好きです。外の景色も楽しみたいし、瞑想もしたいし、仕事もしたいので、飛行機の上で1人で結構忙しい 笑)
さて、バンコクを離れてだんだんチェンマイに近づくにつれ、美しい山並みが連なりはじめました。
山には薄い雲がかかり、更に上の方の雲の上からは朝陽が放射線状に射して、神々しく大地を照らしていて、その美しさにしばし見惚れておりました。
夕焼け時にチェンマイに飛んだこともありますが、沢山の巨大な入道雲が無数に空に広がり、夕陽を受けてピンク色に染まり、その中を飛行機で抜けていくと、まるで時が止まったような感覚になり、その遥か下の方にチェンマイの小さな街がこじんまりと見えて来て。
なんといいますか、都会のように自然を無視せずに、自然の中に在する姿に、人は神の創造物のひとつであることを実感しました。
それは人智を超越した、偉大なる神を感じる、神秘的な時間でした。
今日の美しい朝陽を見ながら、
以前の夕陽を思い出しながら、
そうだった。
これがチェンマイだった
と思ったのでした。
バンコクは人が作っていて、
チェンマイは自然が作っている
とでも言いましょうか。
全く性質の異なる魅力的な2つの街。
それがバンコクとチェンマイなのだと思います。
それにしてもバンコクにいるときは、不思議なくらい、チェンマイの自然の美しさに意識が向きませんでした。
バンコク便利〜。
やっぱり都会はいいな〜。
みたいなTHE 物質人間に偏る自分がいました。
都会に行くと本当に多種多様な人がいますよね。
色んな人と知り合えるし、社交的な人にとっては本当に楽しい場所だと思います。
反面、自然環境豊かな田舎は人が平たいといいますか、自然ありきなので、都会のように自己都合で全てを自分の計画通りに決行することも出来ず、自然に自然崇拝に似たような現象が起きて来て、穏やかな人格が形成される気がします。
チェンマイはバリのウブドに似て、住みやすいこの土地に根を降ろすヨーロピアンのアーティストが多数住んでいて、閉鎖的な感覚はなく、
どこにいても英語が使えて、国際的な感覚を持っているものの、都会のバンコクと比べると自然の中にあるこの環境を求める人々がやって来るので、やはり自然と共存する姿勢になっています。
結局、私はどっちがいいのかと言うと、
どっちも好きだけど住むならチェンマイって感じでしょうか^ ^
それこそ人によるのかもだけれど、
田舎の友達が東京来て、「飯は高くて不味いし、どこも人が多くて好きじゃない」と言われたことが何度もあります。
都会に生まれ育って、都会の楽しみ方も知っているからこそ両方楽しめるということなんでしょうか。(地方から東京出て来てる友人も沢山いるのでその限りではないのはモチロンだと思います)
どっちが良くてどっちが悪いではなくて、
両方楽しめると見え方も意味深くなってくるのかなと思いました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
愛と光をこめて✨✨✨
長谷川陽子