最近の息子はお風呂が大好きです。
毎日お気に入りの沢山の魚を持っていって、浴槽に浮かべて一緒に入ります。
お風呂のオモチャはお風呂に置いておけばいいのに、部屋でも同じオモチャで遊びたいらしく、いつも大量のオモチャを抱えてアッチコッチ行き来することに。
さて、昨日のこと。
「お風呂に入るよ」と、声をかけているのに、お風呂場に向かわずに、オモチャの吟味を始めました。
1つ1つオモチャを選んでは私にもたせて、また別のオモチャを選んでいます。
その中には沢山の魚と魚獲りの網などのオモチャがあったので、お風呂場に持っていくものなのかと思いきや、
そのうち恐竜や飛行機やゾウのぬいぐるみまで選び始めたので、オモチャ箱から出しておくものと、しまうものの選別でもしてるのかと思いました。(選んだもの以外は片付けるとかそういうことかと)
ついには持ちきれないほどの大量のオモチャを持たさせられたところで、
息子がお風呂場に向かいスタスタと歩き始め、
私の方をクルリと振り返り
「おいで」
と言ったのです。
「ん⁈」と聞き返す私。
息子はお風呂場を指差して
「行くよ」
と更に言いました。
ちょっと待って。
「これ、全部持ってくの?お風呂場に⁈」
と目を丸くして聞き返すと、
そこでおもちゃ箱の半分くらいの量のオモチャを私が抱えてることにはじめて気づいた息子は火がついたように笑い始めました。
ベッドに転げまわり、お腹を抱えて笑う息子と私。
状況の面白さを笑うなんて
大人のようです。
そんなことが出来るようになるなんて。
知らない間に育って行くもんですね〜。
ちゃんと見てないと、知らない間にどんどん大きくなっちゃうぞ。
最近はデスクワークばかりで、なかなか一緒に遊んであげられていなかったのですが、
外で仕事してない分、子供とずっと一緒に居られるから見てるつもりでいたけれど、
油断していました。
もっとちゃんと子供と向き合おうと思う瞬間なのでした。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
愛と光をこめて
長谷川陽子