ウンチ流してスッキリして、パジャマに着替えて再び新幹線のところへ。
新幹線のレールは自室ではなくて、お客様用のカフェスペースに広げていたため、庭を通ってカフェに行きました。
大悟はパジャマだろうがなんだろうが、床に転げまわるので、「もうシャワー浴びてキレイになったから、床に座らないでね」と一応念押ししたら「うん」という素直な返事が返ってきました。
そんな約束はすぐに反故にされるのは分かりきっていたので(そもそも約束したと息子は思ってない)、全く期待していませんでしたが、その瞬間はすぐに訪れました。
庭を横切るときに、大悟が手にしていた新幹線の車輪を我々の自家用車に押し付けて「ガタンゴトン」と車の腹を走らせ始めたので、「こら!そんなことしちゃダメ!」と慌てて握った大悟の手をグイと引っ張ると、
大悟は手に握っていた新幹線をがシャンと床に捨てました。
「また〜!新幹線大事にしてるのになんでポイするの?壊れてもいいの?拾いなさい。」
と私が言うと、イヤイヤと首を振るので
「じゃもう知らない。」
と私がスタスタと歩き始めると
「わーーー!」と地面に突っ伏して大泣きしはじめました。
そこで
だからぁ!パジャマ汚したくないんだよおぉ!
という、別な感情が沸き上がり、別の話で怒りたくなる私でしたが、それやると大悟もキャパオーバーなことは目に見えていたので、大悟の目線になるようにしゃがんで
「お母さんが頭ごなしに怒ったから?手グイって引っ張ったから?」
と聞くと、大悟が目を上げて私の方を見ました。
「えーと、つまり、、、車はお父さんが大切にしてるから、傷つけたくないのね。傷つけるとお父さん悲しむよ。だから、オモチャでガーしないで欲しいのよ。オモチャは違うところで遊ぼうね。わかった?」
と言い含めたら、結構素直に理解。
それで
「じゃ新幹線拾えば?」
と聞くと、それは
「イヤ」との答えが。
新幹線は欲しいけど、言うこと聞きたくないという反発心が大悟の中でムクムク。
「でも新幹線ここに置いていくの?新幹線持っていかなくていいの?」
と更に聞くと、「 新幹線で遊びたい 〉言うこと聞きたくない 」と、結構アッサリなったようで、サッサと新幹線拾って遊びに向かったのでした。
要は全ては言い方だよな〜。
あとは、子供は空気を読む。
こちらの都合では動かない。
色々学ばさせられますね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
愛と光をこめて✨
長谷川陽子