さて料理の支度が済んで、庭の神様の社での儀式も済み、お坊さんの到着です。
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タイでは9が最も縁起の良い数字とされています。

9は10の1つ前。

完全に満たされる直前のエネルギーが最高に満たされてる状態をあらわすそうです。

と、いうわけで地元のお寺から9人のお坊さんに来ていただきました。 

更にバンコクから高僧が来てくださったので、10だったのですが、9+1が物凄く特別なことのように感じられました😂
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私にとって、このお坊さんのチャンティングは本氣のJOY。

最高の至福の時間です。
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お坊さんのチャンティングのバイブレーションで場が満たされて、自分の細胞からエネルギーから全てがチャンティングと共鳴して振動し、天に昇っていく感覚がたまらなくエクスタシーです。




タイに嫁いできて、何度も宗教行事に立ち会っていますが、特に若い人はお坊さんのチャンティングを聞かずに携帯をイジッていたり、外で談笑していたりします。

お母さんたち女性群は厨房にこもって、料理を切り盛りしてるので、あまりチャンティングに参加出来ません。

お坊さんのチャンティングを有難がって聞くのはお年寄りが多いですが、チャンティングしてる場所がガラガラなことが多いので、私は厨房のお母さんたちの手伝いを中断してチャンティングに参加させてもらってます。
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近所のお年寄りの皆さん。
膝が痛いから、外のベンチに座ってご参加くださいました^ ^


チャンティングに前のめりな嫁も珍しいと思うのですが、心静かにチャンティングのバイブレーションに身を委ねていると、時が止まります。

ところが、今回は。

緋色の僧衣をまとって人生を神にささげる僧侶と

物質社会に従属する私。

比べてなんだか不思議な感情がこみ上げてきました。
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過去世の記憶が蘇り、

僧侶だった時の自分がそこにいました。

神様のことだけ考えて生きていられて

幸せでした。

なのに今の私は僧侶ではなく、

普通の人間として、神様を求める人生を選びました。

僧侶の修行は本当に大変です。

それでも神様のことだけ考えていた方が、

邪念に惑わされず幸せだったと言えます。

今生の私は、人間生活を送りながら、

沢山の人間ドラマを見て、感じて、体験して、

そこを乗り越えて高次元の視点から世界を見る存在になることを決めました。

優れた弟子(チェラ)は、僧院から物質社会に行き、そこで最後の授業を行います。

世間から隔絶された環境で行えていたことが、

物質社会でも行えるか。

そういう修行です。

これを抜けてオクターブを超えていきます。

資質があっても、やり抜くことが出来なければ先へは進めません。

新しい世界を見るために。

新しい世界を想像するために。

やり抜きます。

と、そういう覚悟の時間でした^ ^
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最後まで読んでくださってありがとうございました。

チェンマイより愛と光をこめて✨

長谷川陽子